秋元真夏(乃木坂46) 初めてのテレビで冷たくされたディレクターへの恩を語る

2022年1月16日、文化放送「卒業アルバムに1人はいそうな人を探すラジオ」にて、乃木坂46・秋元真夏が初めてのテレビで冷たくされたディレクターへの恩を語っていた。

秋元真夏(乃木坂46):結構前から「乃木坂工事中」とかでアンケートに出して、アンケートを通過するんですけど…アンケートは通過して収録中もね、話をさせてもらえるのにも関わらず、どうしてもカットされちゃう話があって。

カットされるならするなよ…って思うかもしんないんですけど。ここでも話さない方がいいんじゃないかって思うかもしんないんですけど、私は話したいので話させてください(笑) そんな最近でもないんですけど…カットされたのは。何度か試みて失敗しているんですけど。

私、2012年の10月に学業で乃木坂の活動をしていなかったんですけど、復帰…復帰とはいってもそこからスタートって形で乃木坂の活動を始めたんですよ。

で、その始めた時も「乃木坂工事中」っていう番組の一個前が「乃木坂って、どこ?」っていう番組だったんですよ。その時に…乃木坂は選抜制度があるので、選抜メンバーに選ばれる子が名前が呼ばれていく中で最後に私が何も経験がない中、私服で見学に行ってたら呼ばれたんですよ。

で、呼ばれて…めちゃくちゃビックリしたので。号泣して。その収録は終わって。私だけ横にあった小部屋みたいなところに移されて。そこで涙が止まらない中、メイクさんが必死に直しに来てくれて…っていう状態だったんですけど。

その直後に次の回の収録をしなきゃいけなかったんですよ。その次の回が「秋元真夏に聞いてみたい10のこと」っていう。10個ぐらいの質問が私にされるっていう企画だったんですけど。

芸能界も初めてそこで活動するし、右も左もわかんないただの女の子だったっていう状態だったので。テレビのルールとか何もわからないから、ディレクターさんは先に言っといた方がいいってことで。企画の説明をしに来てくれたんですよ、一人。タタターッて来て。

で、その人が言い放った言葉が「今から秋元に10個くらい質問するんだけど、とりあえず『答えない』はナシだから。すぐ答えて」って言っていなくなったんですよ。

「ええっ!」って思って。めちゃめちゃ冷たい!私、こんな泣いてて衝撃受けてる状態なのにもっと優しくしてくれないんだ!って思って。なんて芸能界は冷酷な人ばかりなんだって…知らないですよ?その人にしか会ってないけど。みんなそう思えちゃって。

で、怖いと思って…そのディレクターさんを嫌いになりかけちゃったんですよ、その瞬間から。目も合わせたくないし、喋りかけられたらヒドいこと言われるんじゃないかって。

今考えたら別にひどくはないんですけど、そんぐらい思ってて。結構数年間は冷たい人認定をしてたんですね、その人に。でもそこから何年か経って外の番組に一人で呼んでもらったりとか、朝の情報番組の取材とかをメンバーでバッと5人ぐらいで出させてもらったりとかした時に想定されてない質問とかもされるわけじゃないですか。

で、急に バッて話を振られた時にポンッて答えなきゃって意識で答えるようにしてたんですけど。ふと振り返ったら…あれ?って思って。これ今私が特に間も作らずにそのまま答えられるようになったのって…その時、冷たい言葉だったけど「答えないは無しだから」とか「すぐに答えて」って言ってくれたあのディレクターさんの言葉があったからじゃないかって思ったんですよ。

その人のおかげで私は今、乃木坂の中でそういう色々喋ったりするところを任せてもらったりとかさせてもらえてるのかなって思ったら感謝しかないって思って。

どうにかこうにか…これをまずご本人にも伝えたいし、本当にありがたいことだから…見てる人たちにも伝えたいって思って「乃木坂工事中」のアンケートで出してたんですけどなかなか通らなくて。

で、一回通った時もたまたまそのディレクターさんが打ち合わせしてくれたんですよ。だから…本当にありがとうございます、っていうのを伝えることはできたんですけどなかなか皆さんの耳に届けることができなかったんで今日話させてもらいました。

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