いとうあさこ 正論をギャグにできない性格について語る。

2020年6月1日放送、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にて、いとうさあさこが正論をギャグにできない性格について語っていた。

いとうあさこ:一番自分でも嫌だなって思うのが、「ザ・正論おばさん」で。正論からズレたことが嫌だとすぐカーッてなっちゃうんですよ。

伊集院光:正論化して。それもちょっと分かるー・・・

いとう:一番わかりやすいのだと、大久保さんと前に海外行った時にタクシーの運転手さんに「〇〇まで観光地行ってくれ」つって。そしたら「そこの入場料いるから俺がチケット買ってやる」つって。

伊集院:うん。

いとう:単位忘れましたけど、例えば1人300の入場料。で、1000渡したら100お釣りあるじゃないですか。

伊集院:うんうん。

いとう:そしたら明らかにお釣りをポッケに入れて「釣りがなかった」つって、チケット3枚渡されたんですよ。大久保さんとかはそういうの「別にいいや」っていう派なんですけど。

伊集院:うん。

いとう:ちょっと待てと。

伊集院:あはははは!それは違う、と(笑)

いとう:それは違う。なんか・・・もらって「これチップね」で渡すのはいいよ。でもお前「ない」ってウソついて、それはなんだって言ったら「ちょっと家族がいるからお金が必要だ」って。いや、そういうことじゃない。こっちだって一年働いてきてお正月旅行に来てんだよ、と。

伊集院:うん。

いとう:で、聞いたら「昨日ギャンブルに負けて」って。うるせえ!と。

伊集院:先にまず「お釣りはこれです」って言えば・・・(笑)

いとう:とりあえず「一回返せ!」って怒鳴ったら、あとで計算したらその100が日本円にして3円ぐらいだったんですよ。

伊集院:あはははは。

いとう:大久保さんに「やれや!」って言われて。

伊集院:それは違う。道理が違う。

いとう:3円ぐらいって聞いた時に「あっ・・・」ってなりますけど(笑) 言い方ってあったなって、反省はしますけど(笑)

伊集院:うん。

いとう:いや、でも間違ってないみたいな(笑) 一番嫌われるよ、そんなおばさん。正論おばさん。

伊集院:その感じもすごいわかるんだよね。正論のところをギャグにできないっていうの俺もあるんだな。

いとう:あります?

伊集院:そこんところが楽しいチャンバラにできないっていう正論のところになっちゃうと。それは違いますってなっちゃうの(笑)

いとう:だからどんなネットで自分を検索して悪口言われても全然平気なんですけど、「いとうあさこの弟が・・・」って書いてあっても、弟いないんですよ。妹しかいない。そういうのカーッてなるわけ。事実じゃない!どうでもいいのに(笑) 別に妹と弟間違えてるだけで悪口も書いてないのに。

伊集院:周りの人も「そこじゃなくない?」っていうところなんだけど・・・(笑)

いとう:悪口はイライラしないけど、それ嫌なんですよ。間違ってるのが嫌い。

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