いとうあさこ 女性の年齢と時代の女性観に対する変化について語る。

2020年6月1日放送、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にて、いとうさあさこが女性の年齢と時代の変化について語っていた。

伊集院光:そろそろもうひとレベル上がりますね?

いとうあさこ:そうなんですよ。来週50になるんですよ。

伊集院:これ50はどんな感じなの?女性の50は?

いとう:まあ・・・女性のって代表する感じじゃないような気もするんですよ、たぶん(笑)

伊集院:また特殊な位置だから(笑)

いとう:私はずっとウキウキしてて。なんか45まではよかったんですけど、40代楽しかったんですけど。46から49の数字があんまり好きじゃなかったんです。後半だからかな、1ケタ目が?

伊集院:うん。半端な感じ?

いとう:だったら1ケタ目がゼロの方が若々しい感じするから・・・(笑) 「50って言いたい」って言ったら、だいたい100人が100人「あんま変わんないよ」って(笑) 「49と50そんな変わんないよ」って言われるんですけど、私の中では50って言った方が・・・潔い感じがしちゃうんですよね。

伊集院:「浅倉南、39歳。うかうかしてたら30代最後の夏が終わる!」ってネタ覚えてる?

いとう:はい、覚えてます。「夏が終わる」はなんかデカいなって思ったんですよ。30代の。

伊集院:今年の夏じゃなくて、30代の夏が終わるんだって思ったら・・・(笑)

いとう:そう。あの時は胸に来たのすごい覚えてます。なんとなくですけどね。40の壁っていうのがちょっと怖かったんですよね。

伊集院:たぶん、あると思う。俺も50になんのはそうでもなくて、ギャグにできる感じだったけど。30になるときちょっとなんか・・・

いとう:30になるとき泣きました。

伊集院:泣いた?

いとう:泣いた(笑) 12時越えでできるだけ明るくしようと思って。伊勢丹でちょっと1800円ぐらいのいいワインとちょっといいお惣菜なんか買って豪華にしちゃって。で、笑顔で過ごそうと思ってジャッキー・チェンさんの「プロジェクトA」なんか見ちゃったりして、映画。

伊集院:うん。

いとう:で、笑ってたんですけど12時に近づいたら怖くなっちゃって・・・(笑) もうチェンのNGシーンなんか笑えないんですよ、あれ(笑)

伊集院:あはははは!

いとう:涙がこみ上げてきちゃって・・・(笑) なんだろう?って。怖かったんですよ。

伊集院:へー。

いとう:時代もありますよね。今30代なんか未来しかないですけど・・・

伊集院:あともっと言えば、そのとき自分がちゃんと確固たる・・・テレビに呼ばれる仕事が決まってるとか。それもデカいよね?

いとう:確かに。仕事もない。で、私の時代だと結婚してないのがまあまあ30って遅いっていうか。

伊集院:そうか。この20年でも変わってるもんね、そういう価値観。世の中の空気感みたいなのも少しずつ変わって。変わる前っちゃ前だもんね。

いとう:「クリスマスケーキと女の売れ時一緒」って言ってた時代。

伊集院:そういうことを平気で言ってる時代だったよね、世の中の人が。

いとう:今だったら大問題でしょ?(笑)

伊集院:そうだね・・・。

いとう:クリスマスイブ、24が売れ時で。25はギリギリで。26は売れ残りって・・・「売れ残り」ってちゃんと言われましたもんね。

伊集院:すごいね、言葉として。

いとう:音で。キツッ!

伊集院:あはははは!

いとう:今思うとキツッ!(笑)

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