伊藤沙莉 天海祐希にかけられた強烈な叱咤を語る。

2021年6月8日放送、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にて、伊藤沙莉が天海祐希にかけられた強烈な叱咤を語っていた。

伊集院光:共演者で衝撃的な人とかは?「この人すげーなー」とか。

伊藤沙莉:やっぱり・・・それこそ「女王の教室」で天海祐希さんが担任だったんですけど。その時に結構厳しい先生の役をやられていて。私たちにもすごく終わってから「本当はもっとたくさん喋りたかった」って言ってくださったんですけど。ある一定の距離をずっと保ってくださってて。

伊集院:すっげ・・・

伊藤:最終回あたりの時に、私たちのせいで先生がボッコボコにされるっていう・・・先生が、私たちが危険な目に遭うと現れるから、わざわざ援交するみたいなところで、来てボコボコにされた時に、それを見て私たちか腰が抜けるというか。泣いたりとか、各々で感じ取らなきゃいけないところで。やっぱ子供なんで・・・ギリギリまで喋ってたりとか、ワチャワチャしてたんですけど。その時には天海さんが・・・すっごい聞いたこともない大きい声で「あなたたちのせいなんだからね!」って言ったんですね。それで一気に私たちも罪悪感を強制的に埋め込まれたっていうか・・・

伊集院:すげっ!魔法じゃん!

伊藤:魔法ですね、完全に(笑)そこで一気に「ごめんなさいごめんなさい」ってなった感覚がすごいビックリしたし、気持ち良かったし。「あ、ちゃんとここに居れてる。その役で、その状況として」って言うのかすごく天海さんに引っ張ってってもらったところなので。そうやって、たった一言でグンッて引っ張れるってのはやっぱり素敵な役者さんだなって・・・

伊集院:すごいですね・・・天海さんの座長感というか。

伊藤:はい、本当に。

伊集院:上手い人が一人いるだけで引っ張られるんですよ。自分は本職じゃないから本当によく分かるんだけど。

伊藤:はい。

伊集院:あんなにリハーサルで何も自分が出来なかったにも関わらず、本気のスイッチで腹立つことされると・・・腹立つからちゃんと。

伊藤:あははははは。

伊集院:あれすごいですよねー。

伊藤:すごいですね。だからそういう引っ張ってる大人に出会えたってのは、すごく幸せだと思います。

伊集院:そのくさびがちゃんと若い頃に打ち込まれてると、自分も先輩になってく上で・・・出来る出来ない別だけど、そういうことができる人がいるってわかるとちょっと違うでしょ?

伊藤:そうですね。自分も何かこう・・・相手に与えられたらいいなっていうのをすごく常に考えていますね。

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