伊藤沙莉 成長とともに不安が募る「子役パスポート」を語る。
2021年6月8日放送、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にて、伊藤沙莉が成長とともに不安が募る「子役パスポート」を語っていた。
— 伊藤沙莉 (@SaiRi_iTo) June 7, 2021
伊集院光：どれぐらい子役って・・・まぁ個人差は絶対あるんだけど。大人なのかなっていつも思っちゃうのは・・・
伊藤沙莉：はいはい。
伊集院：僕に一番近いところで言うと内山(信二)くんとか。色んな・・・同じ事務所にもいるんですけどね。みんな中学生ぐらいになった時に子役としてのパスポートが切れ始めるっていう不安を思ってるんだって。「俺は子役だから今子供の役が来てるけど、もう大人になってくるって時に不安だ」って言うんだけど、それはある？
伊藤：ありますね。すごいあります。声とかもそうですし、小っちゃいからからこういう声が出るとびっくりされるけど、もしかしたら大人になったら・・・本当によく言われるんですけど「ただの酒ヤケ」って思われるんじゃないかとか。
伊集院：酒ヤケが似合うまでに時間かかるよね？
伊藤：かかるんです！（笑）
伊集院：そうだよね、そうすると。違和感って取られたりもするから・・・そうかー。
伊藤：それが面白いから、奇妙になっていくんじゃないかっていう怖さとか。あとは・・・結構褒められていたことが当たり前になってきちゃう。大人になってくにつれて。
伊集院：そうだよ・・・
伊藤：そういうのもありますし。何より学園モノばっかりやってると、1回言われたのが「あなたが制服を脱いだ姿が想像できない」と。「大人の姿が想像できないから、ちょっと先が見えない」って言われたりとかした時は「学生役で、もう私は俳優人生は終わりなのかも」っていう不安とは常に戦ってて・・・
伊集院：それは何歳ぐらいの時？
伊藤：それはもう高校生とかでもまだずっとそこは・・・
伊集院：結構大人の中でもプロとしての辛辣なヤツ食らうんだ？
伊藤：そうですね。高校あたりから特にくらいますね。しかも進路希望と出さなきゃいけなくなるんで。そこで一気に迷いますね。子役からの・・・続けるかどうかみたいな。
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