Ado 目黒寄生虫博物館の客層に驚く。

2023年6月26日、ニッポン放送「Adoのオールナイトニッポン」にて、Adoが目黒寄生虫博物館の客層に驚いていた。

Ado:(仕事の)休憩時間に…「気持ち悪い博物館」って調べたんすよ(笑) 「博物館 キモい」みたいな感じで調べたんですよ。単純な検索も仕方なんですけれども…(笑) 刺激的なものって難しいなって思ったんですけど。刺激的なものっていったら、ちょっとトガったもの?だから「キモいもの」ですよね。

だから私は「気持ち悪い博物館」…「気持ち悪い場所」みたいな感じで調べたんですよ。そしたらなんとヒットして…そんなんでヒットするんだ、って思いますよね?私もそれでビックリして。ヒットするし、サジェストにも「博物館 怖い」「博物館 怖い 日本」「博物館 怖い 関東」とかって出てきて。私以外にもそうやって調べる人いるんだなって感心したんですけど。

それで何件かサイトがヒットして、見てみたんですね。そしたら色々面白い場所が出てくるんですよ。どれも行きたいなーって思ったんですけど。案外どれもが…博物館とか展示のものって、特にマニアックなものって広さが必要ってことで。都心にはないんですよ。大体、静岡とか奈良とか…(笑)

そっち?!みたいな。行けないよ、それは!みたいな…(笑) それならUSJ行くよ!みたいな…(笑) そこ?!みたいなとこに大体あるんですよ。「怪しい少年少女博物館」とか「まぼろし博覧会」だっけ?そういう…オカルトチックなところ?

めちゃめちゃ行きたいな…「少女椿」みたいな感じで行きたいなーって思って。行きたかったんですけど…こちとらリフレッシュって言っても時間がないわけでして。静岡まで行くにはね…しかも一人で。ちょっと辛いものがあるんですよ…(笑) 日帰りっていったら疲れちゃうんで…しかもオカルトでしょ?色々疲れちゃうな、と思って。行きたかったんですけど諦めまして。

そのサイトもありがたいことに17件ぐらい紹介してて。そんなあるんだ、日本には…って思いながらね。パーッてページを見てたんですけど…1件ね、ここだろ!みたいなところがヒットしたんですよ。それが何か…目黒にある「寄生虫博物館」でございます(笑) もう名前がすごい!(笑)

寄生虫博物館…しかも目黒!もう神みたいなとこなの!東京もね、色々あるんで…「○○市」とか「○○町」とかだったら、「ああ…」ってなるんですけど。目黒…都会のど真ん中で。もう便利便利。ありがたいね、って思って。しかもね、そこ無料だったの。無料でいいんですか?って。

行ってないクセにもう感動していました、そこで。「寄生虫」に「博物館」っていうので、私が今求めてるちょうどいいもの…(笑) そんなもん行くに決まってるだろ!と私は深夜のスタジオで行こうと決心しまして。

そして最近行ってきました。ビルみたいな感じで、ぬるっと現れたんですけど。「ああ…ここが寄生虫博物館か」と。私はちょっとね、ワクワクしつつも…とはいえ、虫に砂をかけてた女ですから。虫に恐怖心を覚えながら…いざ入ってみたんです。

寄生虫博物館ってことでね、さぞかしマニアックなものが…不気味な感じなんだろうって思ったんですけど。入口入ったら…「ようこそ!寄生虫博物館へ!」みたいな感じのPOPが出てたんですよ(笑) 待って、そんな感じなの?って思って…(笑) しかもレインボーなフォントなんですよ。「Welcome to 寄生虫博物館~!」みたいな感じで(笑)

私的な「ようこそ…ここに入ってしまいましたね…ここはすごく不気味なところです…体調がすぐれない方、健康が心配な方、精神に心配がある方は立ち入らないでください…」みたいな感じか、ちょっと学問系の感じを想像してたら「ようこそ!寄生虫博物館へ!キラキラキラ!レインボーがキランキラン!」みたいな感じで…(笑)

内装はちょっと無機質なんですよ。入口のPOPがめっちゃ虹色だったんですよ(笑) サンシャイン水族館みたいな感じなんですよ!本当にそういう感じだったの。写真OKだったんで写真撮ったんですよ。「Welcome to Meguro Parasitological Museum」「当館は世界中から集まったたくさんの寄生虫たちと出会える博物館です」。

真ん中にね、「寄生虫たちのお家=宿主(しゅくしゅ)をさがそう!」って、「やどぬし」って言わないの。ここでは「しゅくしゅ」って言うの。そこは学問系なんだ、って思いながら見てたんですけど…(笑)

サンシャイン水族館みたいなノリで色んな虫の名前とか書いてて。ちょっと心配…解釈不一致だなぁと思って。心配だなぁと思って…(笑) でもワクワクするぜ、って思いながら私は足を踏み入ったんですけど。

実際にね、色んな虫がホルマリン漬けにされて。たぶん本物だと思うんですよ。実際に捕獲された虫たちがホルマリン漬けって感じで…そんな広くはないんですよ。ビルみたいな、アパートじゃないけど…オフィスよりも小さい、みたいな。ちょっとした都会の展示してるところ、みたいな広さなんで。そこまで広くはないんですけど。

科学博物館みたいなノリではないんですけど。割とこじんまりとはしてるんですけど、そのこじんまりとした中での本物であろう寄生虫たちがホルマリン漬けにされて、ビンがたくさん並んであって。割と色んな種類がギッシリ並んでいて。

割と見るにも時間が必要だなってぐらい。広さの割には結構マジマジと眺められるなってぐらいの種類がいて。虫は苦手なんですけど、それ以上に興味本位が勝って。最初はそこまで苦痛じゃないなって、面白く見れましたね。

あとは寄生虫の生態の説明とかだったり。なんで寄生されるのか、みたいな。そういう理由的な…ちょっとポップな感じで、博物館的な説明が壁に施されてたりとかしてたんですけど。ヒモ状のものもいるし、丸っこいのもいるし、オスとかメスとかも一応いるんだ~虫だからそうだよな~…と思って見てはいたんですけど。見てて、寄生虫にも驚きましたけど、それ以上に驚いたのが割とそこにめちゃくちゃ人がいたんですよ。

お客さんの系統も面白いんですよ…外国人のご家族がいらっしゃったり、カップルの方がいらっしゃったり。あとは…どこから来たんですか?っていうバンドマンの3人組みたいな方がいらっしゃったり(笑) ちょっとイカしてるお兄さんたちとかが「すごいキモいんだけど!めっちゃ!」みたいな感じで…(笑)

なんでバンドマンって分かったか…なんかイケてる感じだったんですよ!ちょっとロックな感じだったんですよ。ギター持ってるわけじゃないんですけど…(笑) 楽器は持ってなかったんですよ。私の偏見なんですけど…バンドマン風な?下北から現れたんか、みたいな感じの見た目の。でも絶対バンドマンだったんですよ、あれは。イカしてたもん、さすがに。さすがにロックだったあれは。

そういうロックな人たちが「キモいんだけどw」みたいな感じで…リハ終わってちょっと休憩時間?みたいな。この辺でやるんですか、ライブ?みたいな感じで。このあと本番?みたいな感じのノリで来てて…(笑) 「何それ?」って思ったり。

あとご家族とか、小っちゃい子連れた方とか、赤ちゃん連れたお母さんとか…赤ちゃんに何見せてんだって思ったんですけど(笑) そういった方たちがね…だから全世代の、海を越えた方たち、外国の方もいらっしゃって。

私が「刺激が欲しい」だの「オカルト」だのさっき話しましたけど。自分のセンスが渋いって思ってたけど、こんな全世代を集めたみたいなお客さんがいるってことは私ってミーハーなんだって…私ってベタなんだ、って。虫にショックを受ける前にまず自分にショックを受けちゃったよね。私ってそんな珍しくないんだって…(笑) 私ってそんな面白いセンスしてないんだ、って思って…ちょっとショック受けましたよね(笑)

「Welcome!ようこそ!パラサイト博物館!」みたいな感じで向こうもやってんだからさ…そりゃね、無料だし。お客さんも来ますよ、って話ですよ。そんなとこも含めて面白いなーって思って見てたんですけど。

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