田中みな実 わざわざ「老けた」と言及してくる人の気持ちについて考える。
2021年7月24日放送、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実 あったかタイム」にて、田中みな実がわざわざ「老けた」と言及してくる人の気持ちについて考えていた。
田中みな実出演！
— フラームジェクト (@FLaMme_ject) July 24, 2021
本日放送予定、18:30～ TBSラジオ
『田中みな実 あったかタイム』
みなさん、お楽しみに！
田中みな実：今回やってるドラマの性質上、私の役柄はみんなよりは少し大人で。監督に「メガネかけたらどうですかね？」とかってご相談をして。で、作品に入る前になんとなく見た目とかも固めたわけですね？お話をしながら。
中野信子(脳科学者)：なるほど。
田中：ところが、それを見て・・・作品全体のことよりも「老けたね」とかっていう、そっちの方がフォーカスしちゃう人ってどういう思考回路なんだろう？と思って。
中野：あー・・・老けて欲しい、と思うんだよねー。
田中：老けて欲しいと思うのか。
中野：老けた姿を見て、「しめしめ・・・このキレイだった田中みな実が老けたわい」と思って喜びたいんでしょうね。
田中：なるほどねー。
中野：人を物として扱う人の言い方なんですよね。これってね。例えばさ、本革の財布を使ってる人はそれが使い込んでいくうちに味が出るとは言うけど、劣化したとは言わないじゃない？
田中：そうですねー。
中野：本物を知らない人の言い方のような気がするよなー。
田中：あと・・・私が本物じゃないからだと思う。
中野：そういう風に思う人がいるんだね。
田中：それはそうなんだろうと思うし、私も自分でどこかしら思ってるんです。アナウンサーから普通の会社員ですよね？普通でもないけれども、出役の会社員・・・からフリーランスになって。タレントまがいなことをしていて、今度は女優みたいなことをしているっていう。
中野：あー、そっかそっか。
田中：なんかこう一本何かが通っていないように見えるんだろうし、私としてはすべてのステージでもがき苦しんでるっていうところは変わらないから。なんとなく達成できてきたなと思ったりすると、私は次の何かを探し始めちゃうんです。
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