田中みな実 人前に出るのが苦手だった理由。

2023年9月9日、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実 あったかタイム」にて、田中みな実が人前に出るのが苦手だった理由について語っていた。

田中みな実:役者さんとご一緒すると「舞台やらないの?」って聞かれて。

稲葉友:うん。

田中みな実:「人前ちょっと苦手なんで…」とかって言って。

稲葉友:人前…(笑) そうか…そうだね。

田中みな実:で、事務所移籍したタイミングでも「舞台はどうですか?」って言われた時に「舞台はちょっとできないです」って言って。

稲葉友:あー。

田中みな実:その時も…「人前がとにかく苦手で」って言って。足震えちゃうんですよ。

稲葉友:うん。

田中みな実:局アナの時も一年目でね、TBSのアナウンサーって必ず「こども音楽コンクール」っていう…これTBSラジオの番組だよね? ホールでさ、子供たちの夏の大会に新人アナウンサーとか、ベテランアナウンサーも行くんだけど。司会をやるっていうのがあって。で、私のこと誰も知らないわけだよね、一年目だから。 

稲葉友:まぁ、そうですよね。 

田中みな実:で、その超アウェーの中、出て行って…

稲葉友:うん。 

田中みな実:みんなの前で第一声なのよ、それが。 「本日は『こども音楽コンクール』~」「出場校は~」とかって言って、注意事項とか言うんだけど。もうさ、震えが止まらないの。で、声も震えちゃうの。で、間違うと人の目線がザッて上がるじゃん。 

稲葉友:ああっ…

田中みな実:もう…その恐怖!

稲葉友:そうか…その思い出があるんだ。

田中みな実:それで…苦手なんだけど、それ以降も赤坂サカスって前あったのよ。今もあるのかな?なんかステージがあるのよね。

稲葉友:うん。 

田中みな実:で、そこのステージで結構夏のイベントとかで毎日のように出てたら慣れてきて。全然大丈夫って思ったんだけど…そういう時は結局ゲストをお迎えしてるわけだから、自分は見られてない。

稲葉友:そうか、ホストとしね。

田中みな実:きっかけに過ぎない…と思うことで落ち着かせたの、自分を。だけど自分を見てるって思われた瞬間にもう駄目なのよ。 

稲葉友:はぁ…でも舞台だと思わないと思うけどな。

田中みな実:あ、そう…お芝居してるから?あとね、セリフ飛んだらどうしようってそればっかり考えちゃう…どう? 

稲葉友:でも…めちゃめちゃ稽古期間がしっかりあるから、舞台の方が。無いと思いますよ。

田中みな実:本当?私、それが怖いんだよね…

稲葉友:もちろんその不安があって、いっぱい稽古したりとかっていう中で…まぁ、飛ばなくなるみたいなことだと思うんですけど。なんか…見てみたいなって。単純にご一緒したことがある中で。 

田中みな実:でもそれで…本当につい最近二ヶ月ぐらい前に、ある役者さんと一緒になって。「田中さん、舞台だったらいいのに」って。「でも人前が…」とかって言ったら、「舞台に出てみるとテレビドラマとかと違って得られるものがまた全然違うから、俳優として長く続けていくんだったら、すごくいい刺激や影響を受けると思う」って言われて。

稲葉友:うん。

田中みな実:確かになぁ…って思って。そのタイミングで「NODA・MAP」を見に行ったんですよ。

稲葉友:おーっ、はいはい。

田中みな実:多部未華子ちゃんが出てて。多部ちゃんが「見に来て~」って言ってくれたから、行かせてもらって。そこで松たか子さんとか高橋一生さんとか…多部ちゃんももちろん、皆さんのそのエネルギーを感じて。生モノだからこその、ガーンって伝わる感じとか。

稲葉友:はい。

田中みな実:別に声量とかじゃないんだよね、それって…なんかすごくてさ。今まで俳優業を始める前、舞台何度も見に行ったことあったけど。始めてから見に行くと、なんかモロに受けちゃって。とても感化されたの。

稲葉友:うん。

田中みな実:で、事務所の社長に「舞台やりたいです」って言いに行きました。 

稲葉友:わーっ!最高!めちゃくちゃいいじゃないですか。いや…見たいっすね。楽しみだな。 

田中みな実:やってみたいですね。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です