ryuchell 人生が辛い時に「泣いていいよ」と言われた経験を語る。

2023年7月11日、TBSラジオ「Amazon Music Presents バービーとおしんり研究所」にて、ryuchellが人生が辛い時に「泣いていいよ」と言われた経験について語っていた。

バービー(フォーリンラブ):人生変えられることもありますよね、一言でね。あんまりそういう経験…ない?

ryuchell:私、たくさんありすぎるんですけど…最近一番人生観が変わったような出来事があって。

バービー(フォーリンラブ):あら。

ryuchell:私から話していいですか?

バービー(フォーリンラブ):もちろんもちろん。

ryuchell:去年かな。めちゃくちゃしんどいことがあったんですよ。つらいことがあって。

バービー(フォーリンラブ):うん。

ryuchell:私、芸能活動も続けられるかなぐらい…結構落ち込んだ。もうこんなの人生で初めてぐらい…なんだかんだ頑張って強く生きていけたんだけど、結構落ち込んじゃって。

バービー(フォーリンラブ):うん。

ryuchell:なんか何もしてないのに、何もないのに涙が出てくるとか。

バービー(フォーリンラブ):あら…あらー、辛いね。

ryuchell:そうそう…この出来事があったからっていうことではなかったんですよ。なんか気が入らない…みたいな感じの時期があって。で、その時にちょっとしんどかったので…人前で泣いてしまったりとか、そういうこともあって。

バービー(フォーリンラブ):ああ…

ryuchell:普通のお友達とかはね…お仕事仲間の人やお友達は私にポジティブになるような言葉いっぱいかけてくれたんですよ。

バービー(フォーリンラブ):はぁ…

ryuchell:やっぱり私が元気ない時だから、元気を出してほしいということで…「大丈夫だよ。こんだけ頑張ってるじゃん」とか。「ryuchellは絶対ずっとこの仕事したほうがいいよ」とか、そういう風なパワーのある、ポジティブなメッセージいっぱいくれて。

バービー(フォーリンラブ):うん。

ryuchell:あー、大事だなって思ってて…そういうお友達も。でも、なんかまだ元気になれない時期があって。その時にある人に「泣いていいよ」って言われたんですよ…逆に。私、人生で初めてだったんですね、「泣いていいよ」って言われたのが。

バービー(フォーリンラブ):ああ…

ryuchell:親にもあんまり言われたことなくて。「頑張って~!」みたいな感じで、背中をパッと押されるような…だから私も会社もやっているし、やっぱ強くならなきゃいけないというか、強くいなきゃいけない。だから弱い自分を出す居場所を無くしてたんですよ、自分で。弱い自分を見せるのが下手クソになって行っちゃってた。

バービー(フォーリンラブ):うん。

ryuchell:でもその人に「気が済むまで泣いていいよ」って言われたときに、弱い自分を見せるってこんなに気持ちいんだというか。弱い自分を見せても嫌われないんだ、見せてもいいんだ私も…って思うようになって。そこからお仕事とかを通してでも、SNSでもちょっと弱音を吐いてみたりとか、ちょっと人間臭い部分って…人ってあるじゃないですか。

バービー(フォーリンラブ):うん。

ryuchell:それもやっぱキャラクター的に出さないように意識してたけど。これからはもっとそういう泥臭いところとか、本当は弱いところとかも出していこう、出してもいいんだ…みたいな感じで、すっごい考え方が変わって。それこそ今、「風」の時代じゃないですか。

バービー(フォーリンラブ):…出ました。テーマでございますね、大テーマでございます。

ryuchell:今、「風」の時代に突入ですから…強い力で引っ張っていく、強い力で起き上がっていくってよりも素直にありのままの自分で、等身大でやっぱりやっていく時代なんだなぁっていうか。そう考えたらすごい時代と私のこのバランスしっくりきて。本当その通りだなって思って。今はだから余計に…だからこそハッピーになれたというか。

バービー(フォーリンラブ):ああ、よかった。やっぱりなんかキャラ的にもみんな期待しちゃうもんね。ポジティブなryuchellを…

ryuchell:そうなんですよ~…だから、ちょっと弱い自分も最近見せられるようになって、バランス取れるようになって。余裕も生まれてきたし、大人になれたかな…逆に、っていう風に思いますね。

バービー(フォーリンラブ):辛い人がいても励ますだけじゃないんだっていうのも分かったってことが…すごいことだよね。自分が言われて気づいたっていうところが。

ryuchell:だから、ぜひ皆さんも落ち込んでる人がいたりしたら「でも大丈夫だよ」って元気づけるのもすごく素晴らしいけど、「泣いていいよ」とか「気が済むまでこっち来ていいよ」ってちゃんと寄り添って、それをまず分かってあげる。「あなたが辛い時に居場所になるよ」っていう姿勢でいるっていうことは、ぜひ参考にしてみてほしい。素敵だと思った。

バービー(フォーリンラブ):確かに…自分をやって受けられる感じがあるね。

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