田中みな実 インタビューの答えがマジメ過ぎて落ち込んでいることを明かす

2022年7月2日、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実 あったかタイム」にて、田中みな実がインタビューの答えがマジメ過ぎて落ち込んでいることを明かしていた。

田中みな実:…あっ!本当の悩みありました!

永野:言って言って。

田中みな実:本当の悩みあった。ドラマがクランクアップした時にメイキング用にって言って、なんかインタビューをされたんですけど。

永野:はい。

田中みな実:ドラマチームってみんな仲良くなったわけですよ。だけど…インタビューってなって。1対1で真面目な感じで聞かれると…楽屋ではみんなふざけたりとか笑ってるのに、一人ひとり呼ばれて「次、田中さんです」みたいな。

永野:はい。

田中みな実:行って。「吉祥寺ルーザーズ」っていうドラマだったので「人生の勝ち組・負け組についてどう思うか」とかって聞かれて。

永野:あー、はい。

田中みな実:そういう時に真面目になりすぎちゃうの。「最近、負けたエピソードを教えてください」とか言われて…「人生って勝ち負けで判断できるんでしょうか?」みたいなことを言っちゃったりとかして。

永野:あー、なるほどね。

田中みな実:カッコつけてるわけじゃないんですよ。

永野:真剣に向き合いすぎるってことね。

田中みな実:そうそう。そこでふざけられたらいいのに、って思うの。「最近負けたことなんですか?」「えー、この間ーUFOキャッチャーして全然取れなかったー」みたいな。そういう話をしたいんですよ。

永野:…いやー、わかるし。そうなんだろうけど…そこで「人生って勝ち負けじゃないですよね」っていうのを喜ぶ田中みな実ファンはいるよ?

田中みな実:他の人はみんな上手く言ってるわけですよ、きっと。他の人、見てないけど…

永野:でも、その重さが田中みな実じゃない?そのパンチの重さが。

田中みな実:でも嫌なの、それが。全然いいとこ出てない。

(※中略)

田中みな実:なんかね、イベントで「自分が誰にも負けない技術を教えてください」みたいなのがあって。そういうのもすっごい考えちゃったの。

永野:あー…

田中みな実:アナウンス技術はもう違うでしょ?アナウンサーじゃないから。

永野:うん。

田中みな実:じゃあ、芝居って言っても絶対それは違う。そこまでじゃない。じゃあ何か…私が誰にも負けない技術って、答えられる人いる?

永野:いない…いないんじゃない?

田中みな実:ねっ?だからすっごい真面目に考えたら無理なのよ。だって誰にも負けないことなんてないんだから。だって上には上がいるわけだから。

永野:ねっ、必ず。

田中みな実:だけど、そこで…真面目に考えるのやめた!って思って一回全部ワーッて放り投げて。「わかった!…犬の真似にしよう」って思って、犬の鳴き真似をしたわけですよ。

永野:はい。

田中みな実:で、そしたら別に…それをネットニュースとかにしていただいて。で、そういう風に考えられたら良かったのにな、って思って。

永野:あー…

田中みな実:そのテンションでインタビュー受ければよかったのに。「どうでしたか?」とか言われて「あ、はい…すごく明るい現場で…」みたいな感じで言っちゃって。

永野:うん。

田中みな実:もっと「えーっ、楽しかったですー!」みたいな感じで言えたら良かったなって思ったの。

永野:いや、わかるけど…こなしてる田中みな実は見たくないんじゃない?田中みな実ファンは。

田中みな実:そうかな…他の人とのテンションがわからない。

永野:いちいち、ちょっといびつな感じがあるから人気があるんじゃないの?

田中みな実:でもすっごい落ち込んじゃったんですよ、それで。家に帰ってからも…せっかくクランクアップして気分良いはずなのに「はぁ…メイキングのあの感じ、直せば良かったな」って思っちゃって。

永野:わかるけどね…わかるわ。

田中みな実:「負けたことなんですか?」って言われて「まぁ…なんですかね。私は勝ち負けであまり判断してないんですけど、世の中的に見れば30代半ばで独身っていうのはある種は負けっていう風に見られるかもしれなくて。その客観性は常に持ち合わせてないといけないかなって思います」みたいなことを言った(笑)

永野:いやー、いいでしょ。

田中みな実:でもさ、田島芽瑠ちゃんっていう若い23歳の子なんかはさ…「私、指スマすごい弱くてー!負けがちですー!」みたいなことを言ったんだって。カワイイじゃん?そっちそっち!って思って。

永野:それ田中みな実指相撲の話したら…

田中みな実:ふふ…(笑) 「指スマ」です(笑)

永野:指スマ?

田中みな実:「いっせーのせっ」ね。

永野:あー…。人それぞれだと思いますよ。何も悪くないと思う。100パー。

田中みな実:本当?

永野:そこに落ち込んでるって話をこういうところで言うのもまた人間的魅力というか。だから全部なんですよ。自分もわかるんですけど…適材適所で何点じゃなくて、ダメで家に帰って落ち込んじゃったっていう報告を含めて田中みな実ファンは好きなんですよ。

田中みな実:うーん、そうかなー…

永野:でも、そこで「あ、そうなんだ。私のそういうとこ好きなんだ」って絶対ならないじゃないですか、性格的に。

田中みな実:うん…

永野:だからどっかでずっと悩んでるから、そこが魅力的なんだと思いますよ。そこが適材適所で出来て、ストレスフリーで家帰る人はそんな魅力ないと思うよ。

田中みな実:…というわけで、「吉祥寺ルーザーズ」ブルーレイ&DVD。メイキングでそういう映像が入っていますので…

永野:俺、めっちゃ良いこと言ったのに。お金ちょうだいよ。

田中みな実:田中みな実がどのぐらい感じ悪かったかっていうのをね、チェックするためにも皆さんぜひぜひ「吉祥寺ルーザーズ」のDVD&ブルーレイ…(笑)

永野:全カットじゃない、それ?普通に。

田中みな実:出たらですね、是非お求めください!

永野:面白くねぇし。辛気くさい。

田中みな実:…っていう、話でした。

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