田中みな実 ぶりっ子キャラの根源『アナCAN』について語る。
2020年11月7日、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実 あったかタイム」にて、田中みな実がぶりっ子キャラの根源『アナCAN』について語っていた。
田中みな実:「アナCAN」みたいな番組、またやったらいいのにね。
堀井美香(TBSアナウンサー):そうね。
田中:私たち、4月に入社して。1日入社して、2日に収録してるんですよね。初回。
堀井:そうそう。
田中:大学生、女子大生みたいな。「こんにちわ~」とか言って。
堀井:そんなじゃないでしょ(笑)
田中:「新人アナウンサーの田中みな実で~す」とか言って。「はいっ、江藤愛です!」とか言って。
堀井:微妙に似てるけどね、二人ともね(笑)
田中:本当に女子大生みたいな状態で出たけれども、深夜だったけどそれで認知してくれる人がいたから。
堀井:うん。
田中:私たちの代と一個上の枡田絵理奈さん、加藤シルビアさん、山本匠晃さんの代はそれやってたんですけどね。
堀井:うん。
田中:なくなっちゃいましたね。私たちの代で無くなったから、なんかやったかな?私たち(笑)
堀井:あはははは。
田中:上手くやってたハズなんだけど。
堀井:いやいや、大丈夫だと思いますよ。
田中:そこのね、「アナCAN」っていう新人で初めてついたときの番組の制作者が今、すごい偉い人になってるの。
堀井:ふーん。
田中:海本さん。
堀井:あー!
田中:海本さんがプロデューサーだったの。
堀井:あー、そうなんですかー。
田中:竹中さんがいて。
堀井:へーっ。
田中:って「アッコにおまかせ!」のチームで作ってたんですけど。
堀井:うん。
田中:そうすると新人で右も左も分かんない状態で番組やって、私初めて怒られたの。その海本さんに怒られて。
堀井:うん。
田中:江藤が大事にしてるアザラシのぬいぐるみがあって、それを片手で貸してってリハーサルの時に持ったのね。
堀井:うん。
田中:そしたらね、海本さんが「お前はさあ、本当に感じ悪く見えるんだよ」って。「そうやって江藤が大事にしてるっていうものを持ってきてくれてるのに片手で取っただろ?」って。
堀井:うん。
田中:「両手で取った方が絶対にいいに決まってるし、見られ方をもうちょっと考えなさい」って怒られて。で、そこからたぶん優しくいつもよりも丁寧に柔らかく見えるようにってやってたらぶりっ子みたいに言われるようになって(笑)
堀井:うんうん。
田中:で、根源はそこなのかもしれない(笑)
堀井:海本さん、素晴らしい!
田中:で、海本さんって人が今すごい偉い人になってるんですよね。
堀井:うん、そうなんです。
田中:で、今でも「ジョブチューン!」とか「有吉ジャポン」で局に来るんだけども。そうするとエレベーターですれ違ったりとかして「田中元気にやってるかー?」とかって私をタレントじゃなく、ちゃんと新人の頃から知ってくれているお父さんみたいな感じで話しかけてくれたりとか。
堀井:うん。
田中:なんか温かいなーって感じるから。新人で番組をやってもらうのはすごくいいことだなーと私は思う。