田中みな実 自分に対する世間のイメージと評価について語る。

2020年5月19日放送、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にて、田中みな実が自分に対する世間のイメージと評価について語っていた。

伊集院光:一番聞きたかったのはね。世の中ってすごく移り気でね、田中みな実っていうのをどっちかっていうと・・・特に女子が「なんかあの子あざといわよね」みたいな。割と・・・下手したら嫌いな方に入ってたんじゃん?どうやったって。

田中みな実:昔はじゃないんです。今も「嫌われ女子アナ」上位を争ってますし。なんなら最近「嫌いな女」っていう、女子アナ外れて「女」っていう・・・

伊集院:広くなっちゃった(笑)

田中:広いカテゴリーでもランクインしたようで。

伊集院:とんでもない。なんか・・・こないだ鈴木奈々ちゃんもそうだったよね?「誰に憧れる?」って言ったら「田中みな実」って言うし。そうやって読みたい本の上位にいて、あの写真集買ってる人も女性めちゃめちゃ多いでしょ?

田中:そうですね。お渡し会みたいなことを、コロナになる前はやらせてもらったんですけど。そのときも9割くらいは女性で。私もすごく驚いたりはしたんですけれども。

伊集院:うんうん。

田中:けれどもですよ・・・嫌われてることに変わりはないわけですよ。

伊集院:あはははは。そこは冷静だね(笑) その票が減ったわけではないって思うんだ。

田中:減ったわけではないんです。でも隠れて・・・好きっていうか、「気になるな」って思ってくれてた人たちがニョキって顔を出しきてくれたっていう感じですね。

伊集院:その「気になる」がすごいなと。グラデーションの中間みたいなところになるわけでもなく、極端に振れるじゃんか、そういうのって。「気になる」ってすごいキーワードで、「気になる」人が極端に裏返るんだよ。なんか俺のイメージが。

田中:そうですね。

伊集院:出川(哲郎)さんもすごくこう・・・「抱かれたくない」「嫌い」なトップをずっと走ってたかと思ったら、今はもう大好きなタレントのトップになったり。俺があれ、なんていうのかな・・・ある意味不安で、ある意味開き直れるというか。

田中:でもたぶんそれは「嫌われ」から入ってるからじゃないですかね?嫌いな方の気になる、で入ってるから「好き」って言われたところで、私は真に受けられないところがあって。あ、全員で私のことイジってるなっていう・・・

伊集院:そこは冷静なんだ(笑)

田中:なんかそういう気持ちだから、きっとまた嫌われてるとか・・・例えばイケメン俳優と結婚して、また嫌われてるとかってなっても、別にそうだろうなって。

伊集院:そこまで言うんだ。もし私が万が一イケメン俳優と結婚したら、これはまたバンッて向こう側に揺れるんだみたいなことを割と冷静に見てんだ。

田中:もちろんです。それは元通りになるんだろうなって思ってますから。でもそれが元通りだから傷つきもしないっていう。たぶんそういう感じなんじゃないかなと思ってます。

伊集院:すっげー大事だと思う。人気者で来た人が炎上した時の心穏やかじゃない感じと、なんか世の中そんなもん・・・冷めて見れるっていうか。その感じか。

田中:やっぱりね、嫌われてる方が伸びしろがあるっていうか。ミスコンも私、大学時代「準ミス青山」っていうの獲ってるんですけど、やっぱり2位の方が伸びしろがあるんですよね。

伊集院:そう感じてんだ(笑) 自分で自己分析したら(笑) あそこはトップじゃなくてよかった、と。

田中:1位獲っちゃうと賛否があって。「アイツがミスなんで?」とかって言われることもあるけど、準ミスだと「まあまあアイツ2位ぐらいだよね」っていう、なんか世間も寛容・・・っていうところもあるんです。

伊集院:わかる。

田中:そう。1位って辛いと思います。

伊集院:で、さらにその揺り返しみたいなものに耐えられないもんね、おそらくね。

田中:だと思います。

伊集院:そこにね。

田中:一番好きから一番嫌いに落とされるって結構しんどいと思います。

伊集院:こっちはそもそも、浮いてる存在から俺なんかも入ってるからそうすると「そんなわけないだろ」ってちょっと冷静さと、それでも応援してくれる人に対してのえらい感謝みたいなものがあるから。そういうことか。

田中:でもこっちも嫌われようとして嫌われたわけじゃないですからね。

伊集院:そらそうだ(笑)

田中:すごい嫌われ者みたいな感じで周知されてますけど、別に嫌われようとしてたわけではないです。

伊集院:俺のずっと評価は「ああ、この人真っ直ぐすぎて損する人だな」っていう(笑)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です