花澤香菜 舞台本番中にセリフが飛んで何度も袖にハケたことを明かす。

2023年11月12日、文化放送「明治 presents 花澤香菜のひとりでできるかな?」にて、花澤香菜が舞台本番中にセリフが飛んで何度も袖にハケたことを明かしていた。

花澤香菜:「パ・ド・ドゥ」はね…着替えが結構挟まってたりして。1、2、3、4…4部構成になってて。1部出て見て…お客さんがね、どこを向いても視界に入るんだよね。だから…集中しているとはいえ、視界の端にいるはいるから。

お客さんの動きだったり、首傾げたりとか…「私のファンの子来てくれてるな」とか(笑) なんとなくはわかるわけ。でもあんまり気にしないように、って思って…やってて。結構2部までいい感じだったの。おっ、これはいけるぞ…と。

で、2部が結構…笑いありの、ちょっと激しい言い合いみたいな。そういうシーンだったわけね。半分ぐらい来た時に…パッとね、真っ白になった点(笑) ビックリしたんだけど…そこまでも緊張感はめちゃくちゃあったんだけど。なぜか今までスムーズにできてたところが「あれ?次なんだったっけ…」って、バッてなったの。

でも大丈夫大丈夫…私はいっぱい練習してきたから。だからもう一回同じセリフ言ってみようかな…って(笑) いや、出てこなかったから…もう一回同じセリフ言ってみたのよ。そしたら…ヤバい出てこないな、ってなって。

関(智一)さんは結構…コメディシーンだったから色々返してくれて。「おい、大丈夫か?」みたいな。「どうしたどうした」みたいな感じでお芝居で繋いでくれてたんだけど…どんどん「ヤバい…ヤバい…」ってなってって。本当に出てこない!ってなって。

顔じゃないな…毛穴という毛穴から、汗が噴き出て来て(笑) ヤバいヤバいってなって…(笑) 関さんも私の目がグルグルしてるから、察して「おっ…?」って。「一回トイレでも行ってこい」って舞台の上だったんだけど言ってくれて…(笑) 

むしろそこまで演出か?ぐらいの自然な感じで送り出してくれたわけ。袖でね、セリフを確認して、もう一回戻ったんだけど…もう一回戻ったらさ、またセリフがパッといなくなってしまった場所に戻るわけじゃない?だからもう…トラウマみたいになってて、そこですでに。

今でも思い出せるよ…あそこにいたお客さん、みんな(笑) ああいう服着てたなー、とか全部…(笑) ワッてなって、そこでまた。で、グワングワ~ンって回って来て…(笑) これはヤバい…(笑) せっかくお金出して見に来てくれて…心配するために見に来てんじゃねぇぞ!と。俺たちは、私たちは楽しみに見に来てんだから!(笑)

それは重々承知である。ただ…出てこん、と思って(笑) そこからまたブワ~ッて汗かいて。関さんも「もう一回行って来な」って送り出してくれて…(笑) さすがにお客さんも…これは香菜ちゃん飛んだんだな、って思って。私ね…フラフラのマラソンランナーのようにみんなから送り出されたわけ、お客さんたちから。

「がんばれ~!」って…(笑) フラフラになりながら「本当にごめん」って…(笑) 応援上映みたいになってて…(笑) 違うんだ…ごめん…って(笑) これは先に進めないかもしれないって思っちゃって。袖のスタッフさんに台本を持たされて「これでとりあえず行ってきて!」って。

で、台本を持って…あらわれ(笑) その前に…私、顔がパンパンに腫れるぐらいまでバシッ!って力士のように顔を叩いてから行ったんだけど(笑) そこから何個かセリフを台本見ながらやったらもう思い出して。そこからは台本無しでやって…最後まで行けたんだけど。

私さ…舞台は言うても何回かやらせていただいてて。久しぶりとは言え、すごく楽しみもあったわけね。そういう舞台で…こういうことって起きるんだな、って(笑) でも、それがさ…4公演あるうちの1公演目で起きたからさ!(笑) もう夜の公演どうしよう!って思って…(笑)

そこは本当に気合いを入れないしてね…1公演目しか見て下さらなかった皆さん、本当に申し訳ありませんでした。でも、持ち直して…夜公演も大丈夫で頑張ったんですけど。

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