田中みな実 知らない人から注目されることへの快感を語る。

2023年8月19日、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ あったかタイム」にて、田中みな実が知らない人から注目されることへの快感について語っていた。

田中みな実:こんばんは、田中みな実です。土曜日の夕方、この時間は皆さんに心温まる時間をお届けしたいと思います。本日のゲストはジェーン・スーさんです。よろしくお願いします。

ジェーン・スー:よろしくお願いします!

田中みな実:前回のゲストは堀井美香さんだったんですよ?

ジェーン・スー:あなたはもう…固定客しか呼ばない店になっちゃったね。

田中みな実:あははははは!

ジェーン・スー:会員制バーみたいだったのが、だんだんもう…なんかね。

田中みな実:そうなんですよね…

ジェーン・スー:ペースがどんどん上がってきてる気がするんですけど…(笑)

田中みな実:だって、誰も新しい人来てくれないし…

ジェーン・スー:そんなわけないですよ。あなたと話したい人はいっぱいいるわよ。

田中みな実:連れてきてください、じゃあ。

ジェーン・スー:なんで人任せなんだよ!意外と、知らない人が嫌いだよね?

田中みな実:ああ、知らない人…そうですね、ちょっと警戒しちゃいますね。あと、よそ行きになっちゃう?

ジェーン・スー:そう…それはね、分かる。

田中みな実:それを「あったかタイム」リスナーがあんまり求めてないっていうね。

ジェーン・スー:ぶっちゃけた田中みな実がここで聞きたいんだよね、みんなね。

田中みな実:ぶっちゃけてるつもりもなくて。でもやっぱ近しい人と喋ってると、どうしてもそういうプライベートな話になるじゃないですか。

ジェーン・スー:まあまあ、そうだね。

田中みな実:だから…どうしたもんかね。確かにね。

ジェーン・スー:まぁでも…すごいわかるよ。私も知らない人が大嫌いだから。

田中みな実:えーっ、そんな…

ジェーン・スー:知らない人がいる!って…(笑)

田中みな実:うそー!

ジェーン・スー:本当本当!だってこの間、ポッドキャストの収録の前に…色んな関係者の人がいっぱいスタジオ前にいて。結構…6~7人いたのかな?私、怖くなって通り過ぎちゃって。

田中みな実:あははははは。

ジェーン・スー:「知らない人がいるから行きたくない」って堀井さんにLINEして(笑)

田中みな実:あははははは!

ジェーン・スー:そしたら「知らない人、向こういったら今のうちに来なさい!」って言われて。

田中みな実:えーっ…そんな?

ジェーン・スー:そんな。

田中みな実:私、ちょっとだけそれはね…気持ち良いですよね。

ジェーン・スー:知らない人がいるの?!

田中みな実:見学とかに来てる新入社員とか…ちょっと気持ちが良いんですよね(笑)

ジェーン・スー:マジか!見せたるわ、っていう…でもそこが多分、堀井さんも田中みな実もどっちかって言うと、人前でアナウンスをするって仕事を志したところとしては気持ち良いってのがあるんじゃない?

田中みな実:堀井さんと私、多分考え方が違うかもしれないけど…私の場合は誰も私のことをカワイイとか言ってくれないし、目新しくもなんともないから。誰も何も言ってくれないわけ。

ジェーン・スー:はいはい。

田中みな実:「今日、化粧濃いですね」みたいな。それぐらいのもんで。

ジェーン・スー:あははははは。

田中みな実:でも新入社員の方とかが見に来てくれてると「あっ…田中みな実さんだ!」みたいな感じになるわけ!「顔小っちゃい!」みたいな。嬉しいんです。気持ちがいいんです。

ジェーン・スー:マジか…人間っていうのは、自分が知ってる人よりも自分のことを知ってる人の方が少ないはずなんですよ。それが平均的な自然なバランスなんですよ。

田中みな実:うん。

ジェーン・スー:つまり、バラク・オバマのことを私は知ってるけど、バラク・オバマは私のこと知らないじゃないですか。

田中みな実:ええ。

ジェーン・スー:だけど、そのバランスがあなたの中で完全に崩れてるわけですよ。あなたのことを知ってる人の方があなた知ってるより人多いんです、今。普通はここで精神に異常をきたすんですが…あなたはそれで「あっ、田中みな実ちゃんだ」って言われて、嬉しいって喜ぶのはすごいね。

田中みな実:嬉しいですね。

ジェーン・スー:私はボロ頭巾かぶりたいもん、頭から。

田中みな実:あははははは。

ジェーン・スー:「見んじゃねぇ!」つって。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です