田中みな実 TBS退社後に女優業を始めた理由を語る。
2023年7月29日、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実 あったかタイム」にて、田中みな実がTBS退社後に女優業を始めた理由について語っていた。
この後、18時30分から
— TBSラジオ FM90.5&AM954 (@TBSR_PR) July 29, 2023
【ガスワンpresents 田中みな実あったかタイム】
本日のゲストは先週に引き続き、爆笑問題の太田光さん!
数年ぶりの共演にトークが止まらず、
3週に渡っての登場!本日ラスト3週目です!https://t.co/dPNp2t2GRL#あったかタイム #bakusho#田中みな実 #爆笑問題#太田光
太田光(爆笑問題):局アナ時代に一緒に仕事やってた時に、それこそ…原稿読みは誰にも負けないとかさ、すごいこだわってたでしょ?アナウンス力みたいなのに。
田中みな実:はい。
太田光(爆笑問題):だから女優になるっていうのは…俺からしてみたらすごい意外というか。ずっとこの人はアナウンサーで…極めるっていうかさ。頑なにそうだったイメージがあるからさ。
田中みな実:そうですね。
太田光(爆笑問題):どういう変化なのかな?って…不思議だよね。
田中みな実:そうなんです。色々と気持ちに変化があったので…そのあたり、お知らせの後にお話して行きます。
太田光(爆笑問題):さすがアナウンサー。
田中みな実:ふふ…(笑)
(※中略)
田中みな実:先週に引き続きゲストは爆笑問題・太田光さんです。宜しくお願いします。
太田光(爆笑問題):どうもお邪魔してます。
田中みな実:そうなんです、オープニングで太田さんがちょこっと言っていただいたんですけど…女優になるっていう覚悟を持って、っていうよりかは、当然アナウンサーとしてもっともっと仕事の幅を広げようとしてフリーになったんですよ。
太田光(爆笑問題):極めようとしてたよね?
田中みな実:ところが…いざ局を辞めてフリーになったら、自分が丸腰であることに気づいたっていうか。
太田光(爆笑問題):へぇ~!
田中みな実:だって…他局のアナウンサーに勝るものってないわけですよ。
太田光(爆笑問題):おお…ああ、そうですか?
田中みな実:そう。だから、結局呼ばれる番組でトーク番組で…
太田光(爆笑問題):ああ…要するにアナウンサーとしての仕事は出来ないってことか。
田中みな実:そう!全くいただけなかったんです。
太田光(爆笑問題):そうかそうか。
田中みな実:でも、そりゃそうだよなって…ちょっと経ってから気づくんですけど。
太田光(爆笑問題):確かにね。
田中みな実:でも、あの時の「サンジャポ」をやらせてもらった時の自分は…「これで外に出たらもっともっとアナウンサーの仕事ができて色んな現場を踏める!」って思ったし。
太田光(爆笑問題):うん。
田中みな実:それこそ朝の番組とか、そういうのの顔にもなれるかもしれない!っていう意欲が凄いあったんだけど。
太田光(爆笑問題):うん。
田中みな実:でも…教えてくれる人もいなくなるわけですよ。
太田光(爆笑問題):うん、先輩とかね。
田中みな実:そうすると技術も衰えるわけですね。
太田光(爆笑問題):ああ、そうなんだ!
田中みな実:そうなんです。そしたらもう…プロフェッショナルは名乗れないじゃないですか。
太田光(爆笑問題):はぁ~…やっぱ自分に厳しいね!みな実ちゃんはやっぱりね、そう考えるとね。
田中みな実:だからアナウンサーって名乗っちゃいけないなって思ったんです。フリーアナウンサーという肩書きが、なんか…モヤモヤし始めて。そもそもフリーアナウンサーでなんだろう?みたいな。
太田光(爆笑問題):うんうん。
田中みな実:局を辞めた人だから、「元アナウンサー」でしかないんじゃないかって思い始めて。で、その肩書きすらもなんか申し訳なくなってきて…TBSをずっとなんか利用してるみたいな気持ちになって。
太田光(爆笑問題):ああ…
田中みな実:だから…肩書きなしでできれば出たいって。
太田光(爆笑問題):で、女優で…行ったわけ?
田中みな実:でも女優業も自分で選択したわけじゃなくて…2019年に、たまたまお話いただいて。で…「嫌だ」って言って。
太田光(爆笑問題):必ず最初は嫌だって言うんだね?
田中みな実:嫌だ、って言ったのは…私に来たお仕事だから。ニュースキャスターの役?
太田光(爆笑問題):ああ…そうかそうか。
田中みな実:ドラマの中のアナウンサーの役、レポーターの役とか…そっち系かな?って。そういうのだったら何回かやったことあるから。そういうのかなと思ったら「5人いる女性の主人公のうちの一人」だって言われて。
太田光(爆笑問題):おお~、大抜擢だ。
田中みな実:「無理です」って言うじゃないですか。そんなのやったことないし。連ドラだし…そんなの無理です、って言って。お戻したんだけど…東海テレビさんがすごく誘ってくださって。で、当時の社長に「一回やってみて嫌だったらもうやらなくていいから」って言われて。
太田光(爆笑問題):うん。
田中みな実:「一回、食わず嫌いせずやってみようよ」って言ってもらって、やってからずっと続いてるんですよ。
太田光(爆笑問題):やったら面白かったわけだ。演技の魅力に気がついたというか。
田中みな実:やらせてもらったら…できないことが多すぎて。
太田光(爆笑問題):あー…そっか。そこでまた、やってやろう根性みたいなになったんだね。
田中みな実:悔しくて…でも、やり直しが効かないじゃないですか。バラエティだったら次の収録でもっとこうしようとか、改善点がどんどんあるんだけど。でも、連ドラもやってるうちに修正できるものもあるんですよ。オンエアと撮ってる時期がかぶってれば。
太田光(爆笑問題):うん。
田中みな実:だけど…また同じことって繰り返しできないから。じゃあ、次の作品にいったときにここを意識してやってみようとか…そしたらもうエンドレスなわけですよ!
太田光(爆笑問題):ああ…
田中みな実:どんどん課題が生まれて、どんどんやれないことが増えて。やればやるほど…
太田光(爆笑問題):難しくなってくんだね。奥が深いしね。
田中みな実:難しくて…そうなんです。だから…最初はわからないことがなんだかわかんない状態だったのが、今は分からないことがわかってきて…もう分かんない!っていう状況です。
太田光(爆笑問題):ああ…じゃあまだ進化の過程にあるってことだ。
田中みな実:だからめちゃくちゃ楽しくなってきました。
太田光(爆笑問題):だけどそれやっぱ真面目だよね。その自分の肩書きはフリーアナウンサーって…中途半端で名乗れないっていうのはさ。恵(俊彰)は…なんでそれを「お笑い」だって、アイツはいまだにさ、名乗るのかってことにもつながるじゃん?
田中みな実:いや…ちょっと本当にやめてください!(笑)
太田光(爆笑問題):それを暗に言おうとしてるよね?
田中みな実:いや、言ってません!私、言ってません!
太田光(爆笑問題):アイツ、ネタやってねーじゃん?みたいなことだよね??
田中みな実:違う違う…私は言ってない。しかも…恵さんにもすごくお世話になったし。
太田光(爆笑問題):あははははは!
田中みな実:私、「(東京)フレンドパーク」の最後のアシスタントなんですよ。
太田光(爆笑問題):あ、そうなの?(笑)
田中みな実:そうなんです!で、「フレンドパーク」の最終回で…誰よりも泣いて。関口宏さんに「君がそんなに泣いたらみんな泣けないだろう!」って言われて…(笑) リーダー(渡辺正行)に引かれちゃって…(笑)
太田光(爆笑問題):あはははは!
田中みな実:…っていう、恵さんにはすごいお世話になって。ホンジャマカさんには。
太田光(爆笑問題):でも関係ないよね、それは。
田中みな実:関係ない…?(笑)
太田光(爆笑問題):やっぱり自分に対する厳しさっていうかさ…「俺は悪いと名乗っていいのだろうか」って考えるべきだっていうことを俺に言わせようとしたよね?今。そのフリだったんでしょ?
田中みな実:そんなことない…(笑)