新内眞衣(乃木坂46) 2011年3月11日当時の経験を語る。

2020年3月11日放送、ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」にて、乃木坂46・新内眞衣が2011年3月11日当時の経験を語っていた。

新内眞衣(乃木坂46):9年前、私は19歳で大学2年生だったんですけど。3月11日は長野県にいまして、私ちょうど。友達とスノーボードの旅行に行っていて、そこで地震を経験したんですけど。

正直、私たちのところはそんなに揺れなくて。リフトに乗った時に「危ないからすぐ降りてください」って言われて。私たちはなんのことか全然わからなくて。麓の方に行ったら山小屋みたいな、そういう小っちゃいところにそこのスキー場にいたみなさんが集まってて。

東京と東北ですごい・・・地割れの映像だとか、津波の映像が繰り返し起こってて。なんか日本にいる気がしなくて、正直。その日はそのまま、リフトも営業できないですし、ホテルに帰ってくださいって言われて。

で、次の日に私たちは帰る予定だったので、バスを待っていたら・・・やっぱり東京の方の交通機関がストップしていて、バスが来なくて。でも、契約というか・・・ホテル出なきゃいけなくて次のお客さんが来るとかで。

そんな感じで「あーどうしよう」みたいな。雪の中、私たちは放り出されてしまったんですけど。そしたら旅行会社の人がどうにか話をつけてくれて。ホテルにいさせてもらうことになって。その日の夜かな・・・バスも来て、私たちは帰ることができたんですけど。

ホントに・・・なんかその日のことは忘れなくて。携帯電話がこちら側からかけることができなくて。向こうからこっちにかけてくることはできたんですよ。東京とか東北の方に集中してるので、私たちはかけれないんですけど、向こうからはかけてこれたんですよ。

しかも当時、ウィルコムっていうPHSの電波だったので。PHSがすごく便利で。ピッチだったら全然繋がってたので、そこで安否確認ができたときはすごくホッとしましたし。結構人間って無力だなって思った瞬間でもあったので。

9年が経ったんですけども、私は一応毎年募金もさせていただいていて。今は日本・・・コロナで大変なときなので。もう一回震災のときのこととか思い出して、買い占めとか控えていけたらいいなと思います。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です