新内眞衣(乃木坂46) オールナイトニッポンの6年間を振り返る

2022年2月9日、ニッポン放送「乃木坂46のオールナイトニッポン」にて、乃木坂46・新内眞衣がオールナイトニッポンの6年間を振り返っていた。

新内眞衣(乃木坂46):2016年3月30日、「乃木坂46・新内眞衣のオールナイトニッポン0」として始まった私の乃木坂メンバーとしてのオールナイトニッポンパーソナリティ生活も残すところあと20分を切りましたかね。

2代目の久保ちゃんにバトンを渡す時間も近づいてきてるんですけど…ここで最後にご挨拶。リスナーの皆さんにご挨拶をしようかなと思います。

私が「0」を始めた時は本当にファンの方も全然少なくて…よく私を大抜擢してくれたなって思います。一人でやらせていただくって聞いた時に「私には無理です」って思いましたし、その時にはもうOLとして働いたのでオールナイトニッポンっていう看板が私にはあまりにも大きすぎて…無理だなって思ってたんですよ。

でもどうにかスタッフの皆さんが新内を選抜に入れれないかって試行錯誤してくれて。こうしたら私のいいところが出るんじゃないかとか、こうしたらもっと面白い番組になるんじゃないかって本当にたくさんの仕掛けをしてくれて。私が知らないところで本当にたくさん動いてくれてたんですね。

2年目か3年目ぐらいの時に運営のスタッフさんから「新内がこのラジオ、深夜で遅いし、選抜に入るようになってきたからここで一旦区切りをつけるのもありだよ」って言われたんですよ。

でも私にとってはラジオは命綱といいますか。唯一の居場所だったので。そんな辞めるわけもなく。あの時、「3年目も続けます」って言って良かったなと思います。

結果的に4年目には1部に昇格することにもなったし、こんなに大きい卒業の場を用意していただけるとも思ってなかったのですごく嬉しいです。

私はそんなに明るい子じゃないんですよ、実は。すぐふざけちゃうので結構明るい子だって思われると思うんですけど。それなりに心に暗い部分を持ってるし…だからこそリスナーの皆さんとも共鳴できたのかなと思います。

こないだね、事務所に行ったときにお手紙を読んだんですけど。本当にただの中学生、高校生、大学生を送ってきた私はこんなにも人の人生を変えられるぐらい影響力を持っていたんだなっていう内容が書かれていて。

それこそ「ラジオを聞くようになって学校に行けるようになりました」とか。「ラジオを聞くようになって人生が変わりました」って言ってくれる人が本当に多くて。

乃木坂46の中でそんなに存在感を出せなかったけど、私はラジオという分野では存在感を出せたのかなってすごく思えています…ふふ(笑)

時にはね、イジられすぎて「ん?」って思ってる時とかも…そりゃあスネちゃう時もあったんですけど。人間だから。でもそれは愛のあるイジりだったなって思うし。

それこそ舟崎ちゃん(ディレクター)ともめっちゃケンカしたことあるし…ふふ(笑) それも番組を思ってというか、番組をよくするためのぶつかりだったんだろうなと思って。私にとってはどれも必要な時間でした。

本当に私、ラジオがなかったらどうなってたんだろう?って思います。確実に9年はやってないですね。2~3年でファ~っていってファ~って辞めてた気もします。

あと特にラジオのね、つながりというか。ラジオっていいなって思う機会があって。それはコロナ禍の中でずっと生放送が出来たことなんですよ。

あの時って全ての物が…仕事がストップしていて。たぶんリスナーの皆さんも大変な時期だった気はするんです。そんな時に週に1回、自分が自由に話せる場があって。リスナーさんと交流できる場があって。

そういうコロナ禍の中でネガティブな気持ちがたくさんあった時期でも私はポジティブに居れたし、リスナーのみなさんと一緒に過ごせたかけがえのない時間が…改めてラジオはいいなって思わせてくれて。本当にあれも私にとっては必要な経験だったなって思います。

具体的なエピソードが全然出てこなくなっちゃいますね…最後になると(笑) もうちょっと喋りが上手くなってたら良かったな~。

でも6年間、ラジオをやめたいって思ったことは一度もなかったし。ずっと私の支えはラジオだったなって思うので…ここで一旦区切りをつけるのはすごく寂しいです。

6年間の夜…水曜日の夜を話してきたので。これで最後だって思うとすごい悲しいんですけど。始まりがあるのは終わりがあるってことだと思うので。私は次のステージでまた頑張りたいなと思います…まぁあるかわかんないですけど(笑)

全然決まってもないですけど、次のステージで頑張りたいなと思いますので。またどこかで私の声が聞こえてきたら応援してほしいなと思います。

6年間、本当にありがとうございました…大丈夫です。私が担当する最後の放送の最後の曲は、この曲をお送りします。秋元先生に書いていただきました、私のソロ曲です。乃木坂46で「あなたからの卒業」…最後までちゃんとできなかったな(笑) まぁいいか…(笑)

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