ジェーン・スー 田中みな実の写真集の”実用性”について語る。
2020年2月1日放送、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実 あったかタイム」にて、ジェーン・スーが田中みな実の写真集について語っていた。
田中みな実:これ綺麗ごとでもなんでもなく言うと、自分の作品っていう感覚がなくてですね。
ジェーン・スー:うん。
田中:どちらかというと、カメラマンの伊藤(彰紀)さんの作品であるという認識。私の中では。
ジェーン・スー:うん。みんなで作ったっていう中でも伊藤さんの作品っていう感じか・・・
田中:だからピンと来てないっていうか・・・
ジェーン・スー:そんな・・・
田中:売上どれくらいって言われても、伊藤さんやりましたね!って思っちゃう。
ジェーン・スー:すごい売れてるじゃないですか、あなた。
田中:おかげさまで。
ジェーン・スー:50万部でしょ?
田中:おかげさまで。
ジェーン・スー:でもさ、これ結構最初に意図的にセンセーショナルな写真だけ出してたじゃん?
田中:そうそう。
ジェーン・スー:ランジェリー姿とかで。
田中:うん。
ジェーン・スー:でも田中みな実ウォッチャーとしては、販売してしばらくしてアマゾンを見て、最高!やったね!と思って。買いや!と思って。LINEしようと思ったの。
田中:どういうことどういうこと?
ジェーン・スー:アマゾンで☆1の人がいるわけですよ。
田中:いるー!すっごい悪口書かれてるの!最初の方に!
ジェーン・スー:「期待外れでした」で、その期待外れの理由としては「男性が一番気になることといったら綺麗ごとは抜きにして、実用性があるかどうかというところでした。正直、実用性はほぼありません」って書いてあるんだけど・・・でもこういうことじゃん?目指してたのって。
田中:そうそうそう(笑)
ジェーン・スー:だから完ぺきに意図が伝わったんだと思って。
田中:その通り。本当そう。
ジェーン・スー:やったね!と思ったのよ。
田中:別にそういう風に使っていただいても構わないけれどもそこを目指したわけではないっていうね。
ジェーン・スー:だから女の子が自分で頑張って努力して色々やってみようとか、こういうポーズがかわいいんだとか、こういうメイク私もやってみようとか。どっちかっていうと自分と同世代とかの女性を応援するためにやってるわけじゃん?
田中:うん。
ジェーン・スー:というところもあるわけじゃん?
田中:そういうところもある。
ジェーン・スー:っていう意図は組んでたので、すごい伝わってる!と思って。
田中:よかったー。
ジェーン・スー:劣情の表情で「やめて・・・」みたいなのが一個もないんだよね。
田中:うん。
ジェーン・スー:結局そこじゃん?実用性って肌がどれだけ露出してるとかじゃないんだよ。
田中:あー。
ジェーン・スー:やっぱり嫌な顔をどれだけしてるとか「ちょうだい」って顔してるとか、下にいる人間に対して欲情するわけですよ、やっぱり。
田中:・・・ちょっと待って今わたしおじさんと喋ってるの?(笑)
ジェーン・スー:おばさんと喋ってるの。しっかりして?
田中:あはははは
ジェーン・スー:でもそうじゃん?それがなんでもかんでも平等とかいう話じゃなくて、欲望ってどこに発生するかってことでいったらやっぱそういうところに出やすいと思うんだけど。
田中:うん。
ジェーン・スー:そういうものが「期待外れ」だって言ってることにこの人は無自覚なんだろうけど。