フワちゃん ANNX終了からの大逆転劇を語る

2023年3月20日、ニッポン放送「フワちゃんのオールナイトニッポン0」にて、フワちゃんがANNX終了からの大逆転劇を語っていた。

フワちゃん:そもそもラジオ一年目の時は…私、ラジオのカルチャーを知らな過ぎて。ラジオが終わるとか続くとか、そういう概念がなかったのよ。

別に…こっちがやりたい限り、いつまでも続くものだと思ってたから!(笑) マジで何も考えずに本当にのんきにやってたんだけどさ。

1年目の「(オールナイトニッポン)X」の時の冬ごろに、マネージャーの金丸さんがさ、急に「温度感的にもしかしたら来年もラジオ続けられそうな感じします」って言ってきて。その時に「え?そうなの?ってことは終わる可能性もあったんだ…?」って、急に…怖っ!ってなって。

(※中略)

とりあえず大丈夫そうだったから「危ね~」って思ってたらさ、その一か月後ぐらいにまた金丸さんが「ちょっとすみません…二転三転ありまして…」って急に言ってきて。

金丸さんが「二転三転ありまして」って言う時は大体悪い話が来るから(笑) 何?って思ってたら…「ラジオなんですけど、今年は『X』が全部入れ替えになるのでやっぱり3月で終了になるとのことです」って言われて。

それで…そこから、あの伝説の「なんで?!どうにかなんないんですか?!」って(笑) これでお馴染み、あの終わりたくないゴネ騒動に発展してくというわけです!(笑)

ここで勘違いしないでほしいのが…私、今まで番組終わるたんびに毎回毎回ゴネてるわけではありません!番組終わるときって…正直、こっちの感情とか努力だけでどうにかできることじゃないし、色んな事情がありますから。それは仕方がない事。こっちがとやかく言うことじゃないことっていうのも…私ももちろんイイ大人なので重々理解しております。

今回引き金になったのは…完全に、その一か月前にただ大人しく座ってた私に向かってカ金丸さんが「ラジオ続きそうです」っていらん事言って来たのことが原因です!(笑) 完全にアレのせい!(笑)

アレのせいで「終了します」って言われた時に…番組が終了、それは仕方がない事実とか、そういう当たり前の認識を一気にすっ飛ばして…「終了するそうです」って一言そのものに「なんで?!こないだ続くって言ったじゃん?!じゃあ、ウソじゃん!?」っていう感覚になっちゃったのよ。

その言葉がウソかどうかだけに引っ掛かちゃって。構図が悪い!私もさすがに毎回毎回言ってるわけじゃない。金丸さんのハンドリングミス…(笑) シンプルです。一回「やったー!」ってなってるのに、「やっぱ…」ってなったからゴネました!

できごとの大きさとかしゃあないこととか、そんなの考えられる余地はなくって…この時。本気の声量で「ウソつきじゃん!」って言いました、私…(笑)

でもね、それ以上に「X」を経験して…そこからラジオとか、ラジオの文化っていうのをめっちゃ好きになって。本当に続けたかったからさ、本当にやりたかったから…まず初手で「それどうにかなんないの?」って、いつものゴネから始まって(笑)

そしたら金丸さんが間髪入れずに「こればかりはどうにかなる問題じゃないので、しょうがないですね。残りをちゃんとやり切るっていう形になりますかね」って言ってきやがって。

そこで…あの時、パスポートを忘れた時にも放った伝家の宝刀「は?諦めてんじゃねぇよ!」が発動するわけですね(笑) 金丸さん半年に一回、理不尽にこれ言われる…(笑)

セリフだけ聞くとカッコイイんだけどね、毎回…(笑) ただゴネてるだけのにね(笑) なんでこんなカッコイイ言い方するんだろう、私…(笑)

そしたらさ、金丸さんも「いやー…これは僕たちとはまた別のところで皆さんが話し合って会議した結果だと思うので」みたいな。「悲しいのはわかりますけども…」的な、諭してくるフェーズ入ってたから。

私もすかさず「この情報ってさ、まだ世間に知られてないんだよね?ならいくらでもひっくり返せるっしょ。私、ちょっと話すわ。富山雄一セッティングして!」って言って…(笑) マジカッコよくない?何、この口ぶり…(笑)

口調だけ聞くと問題解決する時の篠原涼子みたいな…(笑) 「ちょっとセッティングして…」って、中身だけ聞くとゴネてるだけなのに(笑) クールにゴネてるだけ…(笑)

それで、次のラジオ終わりに富山雄一と当時のディレクターの田口と…トゥルとサブ作家のアゴウくん。部屋に集めて、ホワイトボードとかも用意してもらって。

私も颯爽と入って「さあ、どうしたら終わらなくなるか考えましょう」みたいな。当たり前のように切り出して…(笑) というか、この時点でさ、考えましょうも何も終了決まってるから。

「いやいや、そうそうことじゃなくって…」的な空気はもちろん感じましたよ。感じましたけど…もう無視。そんなん言わさない空気感を纏って…「あー、なんか今日別れ話切り出されるな~」っていうの、あんじゃん?(笑) それを感じて先回りしてすげー喋るヤツばりの(笑)

「フワちゃん、そうじゃなくってね…」って一言でも諭しにかかってきたら、「あっ、そうだ…今度ディズニーランド行かない?」みたいな感じで…(笑) 「私、新しい企画考えたんだよね!」みたいな…(笑) もうすり替えて…(笑) 絶対その話に行かないように…(笑)

これがさ、恋人同士だったらね、思いっきし手掴んで「そうじゃなくて!話聞けよ!もう俺たちは終わるんだよ!」みたいな感じで、そんなハッキリ言えるけど…それをやってるのが一応演者だからみんな気遣ってちょっとは聞いてくれるの(笑)

ここで結構お互いに腹割って話してってさ。富山雄一もさ、男気が結構あって。ラジオの仕組みだったりをこの時に色々正直に話してくれてさ、やっぱそういうのを聞けば聞くほど本当の話だし、ひっくり返す可能性はほぼゼロだなっていうのを自分でも分かってはきたんだけど。

それでも私が気が済むまでみんな時間取ってくれてさ、夜だったのに。だから私も本気で新しい企画をプレゼンして、どうやったら発作が抑えられるかとかもみんなで条件とか洗い出したりして(笑)

「X」時代はテンションだけで乗り切ってたから、もうちょっと人間性の部分に踏み込んだ話とかどうやったら伝えられるかな?とかそういうのも議論したりして。

そんなんやってる中で、現実的な案として…実際。富山雄一が「ちなみに…オールナイトニッポンじゃなくて、代わりにニッポン放送の別の枠で生放送じゃないけど、やるとかは?」みたいな感じで提案してきてくれたんだけど。

それでも頑なに「嫌だ!絶対にオールナイトニッポン!オールナイトニッポンがやりたくてこの会議開いてんのに、なんで別の提案すんの?!諦めてんじゃねぇよ!」って…(笑) めちゃめちゃ歩み寄ってくれてる富山雄一にもブチギレて…(笑)

富山雄一も「まぁでもこればっかりはね~…」って頭ポリポリしてたけど。ここで私が出した案は…私ができることはすべてやり切ったから、次は富山雄一が社長にプレゼンしてくれって送り出して。

実際、次の年のオールナイト全体で枠はあるんだけど、後任が未定のとこみたいなのが何個かあったからさ。そこに入れないか狙ってたんだけど。

送り込んだあとにしばらく音沙汰がなくて。私はこの期間、マジで気を引き締めて一生懸命取り組んでたから、ラジオ自体の調子がすごい上がってたのよ。

で、そのタイミングでCreepy(Nuts)がゲストに来てくれた…あの「Life Time Respect」合唱青春会が爆ハネして。それが戦える材料になったみたいで、富山雄一が爆ハネ回引っ提げて会議に掛けてくれて。

忘れもしない、2月7日の「ヒルナンデス!」のCM中、金丸さんから「逆転満塁ホームランです!続行が決まりました!」ってLINEが来て…(笑) もう私ナンちゃんの後ろで大ガッツポーズして(笑) 「…っしゃあ!」(笑)

歴史的逆転すぎるよ!(笑) 終わったんだぜ、一回?それを大ゴネでまさかの復活…(笑) すごいでしょ?思ってた以上の大ゴネだったでしょ?(笑)

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