藤田ニコル 新型コロナウイルス感染による精神的ダメージを語る

2022年2月19日、TBSラジオ「アットホームpresents藤田ニコルのあしたはにちようび」にて、藤田ニコルが新型コロナウイルス感染による精神的ダメージを語っていた。

藤田ニコル:自分がコロナウイルスにかかるなんて思ってもいなかったので。普段、風邪も引かないし、熱も出ないし…熱出てから陽性ってわかったんですけど。熱出たのも4年ぶりくらい。4年ぶりの熱?(笑)

自分も体的に風邪を引くとか、熱が出るとか色んな症状が出るのが免疫がなさすぎて…ニュースでやってるような症状が全部出てしまって(笑)

最初の方の1~2日、3日間くらいは本当に熱もあって。ノドも痛くて咳も出て、ダルくて。事故で轢かれたんかってくらい体も痛くて。全部症状が出てしまって。

コロナってこんなキツいんだって思い知った感じでした。体がキツいのは自分が頑張ったらどうにかなるかなって思ったけど、それよりお仕事を飛ばしてしまったっていう方がキツくて。身体が病気でもあったかもしれないけど、ある意味心の病気になってしまったんじゃないかなって思う日々でした…10日間。

だから13年間、芸能生活やってきてて1回もお仕事休んだことなくて。1回も体調不良で休んだこともないし、むしろ昔なんて体調不良だとしても…行っても大丈夫みたいな時代だったから。

ちょっと具合悪いくらいじゃ仕事もしてたような人間だったから、お仕事を飛ばす…穴を開けるってことが心苦しすぎて。いつか、こんだけ流行っていたら自分もそろそろなのかな?って思いはしてたけど…実際に自分がなってみてこんなにもお仕事の人たちに迷惑を掛けなきゃいけないんだって。10日間、それがキツかったですね。

身体より仕事に穴を開けた方が正直キツかったです。10日間、急に休みになったら色んなことができるかなって思ったんだけど…なんかゾワゾワしちゃってて心が。

だからネットフリックスとか見て時間つぶそうかなーって思ったけど、10分ぐらいでギブアップしちゃうし…(笑) 漫画とかも全巻買い占めて…全部読んでやろう!みたいに思ったんだけど、1巻ぐらいで読むのやめちゃうし、諦めちゃうし。

ただソファーに座ってボーッとしてる10日間だった…って感じかな。特別得たものもなかったし…でもそう思った時に自分どんだけ仕事好きなんだろうってすごい再確認ができたから。仕事が好きなんだなー自分って思って、それはすごい嬉しかったです。

症状的にもニュースにもなっちゃってたんだけど…「嗅覚がなくなっちゃったー」ってツイートしてて、みんなも結構心配してくれてたんですけど。嗅覚が実際になくなった人…嗅覚・味覚とかがなくなった人の「こんなサプリがいいよ」とか「こんなことしたら治るよ」っていうの、たくさん来て。そういうのもいっぱい試したりしてて。

ついこないだちょっとずつ戻ってきたので皆さんそれはご心配をおかけしました…(笑) だんだん回復してきてるので、それは心配しないでください。

でもとりあえずファンの方とか色んな人からの励ましの声でなんとか10日間乗り切ってまた今明るく生活しております。ということで「にこにち」、戻ってきました…でーす(笑)

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