野呂佳代 30代後半で「自分は前田敦子ではない」と気づく

2022年8月14日、TOKYO FM「いいこと、聴いた」にて、野呂佳代が30代後半で「自分は前田敦子ではない」と気づいたことを明かしていた。

秋元康:指原(莉乃)があそこで(文春砲を受けて)開き直ったのは、バラエティとか出たときに「好きなタイプの男性は?」つって「口の堅い男です」って言った時に…

小島瑠璃子:言ってた!

秋元康:言ってたでしょ?あそこでやっぱりさ…「私はこんな風になったから、もうあっちゃん路線はないんだ」っていう…

小島瑠璃子:腹を括った…

秋元康:腹を括るわけですよ。

野呂佳代:そうなんですよね。それはすごい覚えてます。

秋元康:野呂はどこでそういうのを…

野呂佳代:野呂はね…恥ずかしい話、だいぶあとです。

秋元康:ずーっとやっぱり…あっちゃん路線で?

野呂佳代:ずーっとなんか…どっかにありましたね。

秋元康:やっぱりほら…太田プロだから。

小島瑠璃子:あははははは!

秋元康:あっちゃん・優子ちゃん・野呂ちゃんの3人娘で売ろうと思ってたからね?

野呂佳代:えっ?!(笑) やってほしかったな…(笑) 素直に言えなかった…秋元先生に。本当に「なちのん」ってめちゃくちゃ大ラッキーチャンスだったわけですよ。

秋元康:うん。

野呂佳代:私、これだけは今日言おうと思ったんですけど…ずーっと好きなものを辿ると秋元康が考えたもの、っていうのがずーっとあったんですよ。

秋元康:で、ずっとカワイイって言われてきたんだろ?

野呂佳代:ずっとカワイイって言われて…私、チェキッ娘になりたかったんです、ぶっちゃけ最初。でも1歳、年が足りなくて。で、AKBにチャンスがあって…

(※中略)

野呂佳代:長年、好きだったから秋元さんのことが。だから余計に…好きな人って、私も気遣っちゃうところもあるから。極端なのよね。めちゃくちゃいきたい、お話ししたいっていう時はガンガンいくんだけど。

秋元康:うん。

野呂佳代:子供すぎたんでしょうね…中途半端な感じになっちゃって。そこに気づくまでに本当に時間がかかったっていうのが今思うこと。30代半ばぐらいでようやく全部気づいたと思う。

秋元康:私はあっちゃんじゃないんだ、っていうことね。

野呂佳代:あっちゃんじゃないだ。バラエティーもいけそうでいけなかった。女優業も有名になれないし、来ない。でも私がやりたいっていうことも誰も知らない。どうしよう…ってなった時に、みんなにおじいちゃんマネージャーって言われてるんですけど「ハマさん」っていうすごく昔からいらっしゃるマネージャーさんがいて。

秋元康:うん。

野呂佳代:その方に色々優しくイチから全部教えていただいて。あの時はこうだったんじゃないか、とか。こういう風になったんじゃないかっていうことを全部「そうだったな…」っていうのを自分の中で紐解いてって、全部結局自分がいけなかったなっていうところから今に至って。

秋元康:うん。

野呂佳代:そのマネージャーさんのおかげでもあるし。ロンハーとかでちょっとだけ変わってきて、ゴッドタンで…色んなことやんなきゃいけないじゃないですか。恥じらいがあってはできないっていうことにより気づいて。

秋元康:あっちゃんを捨てようと思った?

野呂佳代:遅くないですか…(笑) 遅いんだけど、そこで全部思ったかな…。

秋元康:でもさ、野呂のいいところは続けたってことじゃない?

野呂佳代:そうですね。

秋元康:ずーっと結局はさ…みんな途中であきらめちゃうじゃない?よく言うのはさ、夢の方からはさ、背を向けないからね。やり続けたのはすごいんじゃない?

野呂佳代:だからAKBとか色々後輩にも背中を見せようと思って、一生懸命レールを引いてるんですけど誰一人ついてきてない…

秋元康:あははははは。みんな見てると思うよ?それはもちろん尊敬の面もあるし…いい意味で「野呂さんでもできるんだったら、私でもできる」と思ってるかもしれない。

野呂佳代:そうですね。

秋元康:でも「野呂でもできる」んじゃなくて、「野呂だからできた」んだよね。

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