野呂佳代 「会いたかった」以降AKBの選抜に選ばれなかった原因

2022年8月14日、TOKYO FM「いいこと、聴いた」にて、野呂佳代が「会いたかった」以降AKBの選抜に選ばれなかった原因を語っていた。

野呂佳代:めちゃくちゃ失敗してるんですよ。AKBだけでもめちゃくちゃ失敗してるし。秋元先生に何回助けていただいたかわかんないぐらい失敗してるし。

秋元康:うん。

野呂佳代:だけど…なんと生きてるって感じですね、芸能界。

秋元康:すごいよね、最終的に幸せを勝ち取ったわけだから。

小島瑠璃子:素敵な方と。いいストーリー。

秋元康:しかも、女優業に忙しい。

野呂佳代:忙しい…一応今期はずっと女優の仕事ができてて。こんなことがあるとは思ってなかったし。やっぱAKBも選抜に選ばれてなかったから、そういう人生なのかな?って思いながら…(笑)

秋元康:うん。

野呂佳代:一応、頑張ろうっていう気持ちでずーっと生きてはいたんだけど。

秋元康:でも「会いたかった」の時に制服着て走ってる野呂の画がすごくあるんだけど…

野呂佳代:ふふ…(笑)

秋元康:あれ、喫茶店か何かで…

野呂佳代:喫茶店で…PVですかね?

秋元康:そうそう。あの時は選抜じゃないの?

野呂佳代:あれは初めての選抜で…この時はまだ良かったですよ。だけど、セカンドシングルが…話が来ないな、みたいな。

秋元康:うん。

野呂佳代:でも周りのメンバーはソワソワして。ファイルみたいなのを見てんな、とか。なかなか私が次の話が来ないけどどうなってる?みたいなこと言っても、みんなはぐらかすんですよ(笑) 「いや、別にわかんないです…」みたいな。

秋元康:「会いたかった」って別にさ…メジャーの1番目か。

野呂佳代:はい、メジャーのデビューシングル。

秋元康:ソニーの一番目のシングル。その時は野呂もちゃんと制服着て、できたりして。喫茶店で「うんうん」って話して。

野呂佳代:ショートカットのね、爽やかな…広末涼子さんを彷彿とさせるぐらい爽やかな。次の「軽蔑していた愛情」っていうめちゃくちゃイイ楽曲があるんですけど…選ばれなかったんですね。

秋元康:それはなんでなの?

野呂佳代:私的に…いいですか?今日は答えを探したいんですけど。私は「会いたかった」の時にあっちゃん(前田敦子)を肘でどかして手を振ったからだと思う。

小島瑠璃子:えーっ!(笑)

野呂佳代:テレビに映りたくて。あれが原因だった…邪魔だったんじゃないかと思ってるんですよ。「♪やっと気づいた~」っていって、必ず左右の画面にみんなでワーッて集まって手を振るシーンがあるの。

小島瑠璃子:はい。

野呂佳代:そこしか映れないから、こっちは。だからガーッて…(笑) かき分けて、22歳の大人が15歳を…(笑) 「♪やっと気づいた~」…気づいてくれよ!っていう気持ちでやったんだけど、それが邪魔だったんじゃないかなって…(笑) って思ってますけど、どうですか?

秋元康:そうなのかな?全然覚えてないよ。

野呂佳代:その便りは届いてないですか?

秋元康:全然便り届いてない。

野呂佳代:届いてないか。

小島瑠璃子:正解はわからず。

野呂佳代:正解は…なんなんですか?(笑)

秋元康:なんなんだろう…それ以来入ってないの?

野呂佳代:一度も入ってないです。

秋元康:じゃあ、「会いたかった」だけなんだ(笑)

野呂佳代:「会いたかった」のみで…一本でやってきてるんで。でも「会いたかった」が入ってたからまだよかったものの…紅白にも出させていただきましたしね。

秋元康:あ、紅白も出たんだ。選抜を発表する前に、ザワザワするんだ?みんな。

野呂佳代:めちゃくちゃザワザワです。涼しい顔をしてるヤツがいるっていうのもわかってます。「私、選ばれましたよ」っていう…(笑) でもいつか…ってみんな、全員そう思ってると思うんですけど。

秋元康:うん。

野呂佳代:なぜ自分が…その時のセンター・あっちゃんと私の差はいったいなんなんだ?違いがないじゃないかって勘違いも生まれてくるぐらい、みんな一生懸命はやってるんだけど。

秋元康:うん。

野呂佳代:でも今思えば、私だったら…努力不足ですね。

小島瑠璃子:え、本当ですか?

野呂佳代:やらなきゃいけないことの努力がわかってなかったのが…

秋元康:どういう努力すると選抜に入れるの?

野呂佳代:AKBってファンの人のことも考えなくちゃいけない。人気があるわけじゃないですか。総選挙とかもあるし。ファンの人をいかに楽しませるかっていうことを一番置いておきながら、自分磨きも頑張らなきゃいけない。

秋元康:うん。

野呂佳代:…っていうことろで、私はファンの人に頼り切っちゃってた部分があって。調子に乗ってた、とにかく(笑) 20代から入っちゃったので…芸能界でこれからいけるぞ、みたいな。しかもお笑いもやらせてもらったし。秋元先生にね。色々なことを勘違いして過ごしすぎちゃって。

秋元康:うん…

野呂佳代:っていうのが20代の大きな反省。でもそれがなかったら、めちゃくちゃ調子に乗って、30代前半も調子に乗って、こんな30代後半で色々気づけなかったかもなっていうのは確実に思います。

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