田中みな実 アナウンサーと役者の仕事の向き合い方の違いを語る

2021年10月16日放送、TBSラジオ「ガスワンプレゼンツ 田中みな実のあったかタイム」にて、田中みな実がアナウンサーと役者の仕事の向き合い方の違いについて語っていた。

徳光正行:元々俳優さんじゃなくて…アナウンサーさんから俳優さんという一つの道を歩みだしてるみな実さんですけども。

田中みな実:はい。

徳光正行:そうすると…ニュースも読んでた人じゃないですか。

田中みな実:うん。

徳光正行:本当に現実で起きている。だからすごく冷静な目がある気がするんですよね。野際陽子さんなんか見ててもそんな感じがしたじゃないですか。

田中みな実:あー…どうだろうな。割とアナウンサーの仕事してるときはすごく冷静に自分を客観視できてたんですけど。いわゆるぶりっ子みたいなものにフィーチャーされてやってる時もちゃんと冷静に見てる自分がどこかでいたんだけども。

徳光正行:うん。

田中みな実:なんかお芝居となると別の人格を演じることにいっぱいいっぱいになりすぎて、最早俯瞰で見ることはできないっていう…

徳光正行:へーっ!あ、そう?

田中みな実:なので、やったことを結構忘れちゃいますね。

徳光正行:あ、よく言いますね。俳優の方が。だから舞台挨拶の時に…大体舞台挨拶って1年後から2年後じゃないですか、演じた。

田中みな実:ええ。

徳光正行:全然覚えてないっていう人、いますよね。次の役に入っちゃって…

田中みな実:そうですね。たぶんそれはそういうことですよね。

徳光正行:それもあるでしょうし。その時、没頭してればしてるほどそういうことになるっていう。

田中みな実:初めてのドラマと今のドラマはあんまり覚えてないんですよね。間でやらせてもらったものとかは覚えてるから、別に集中してなかったわけでもなく、役に入り込んでなかったわけでもないんだけど。なんか…画面でどう映ってるかなーってちょっと余裕があったりもしたけど。初めてのドラマは当然余裕がなく。

徳光正行:ええ。

田中みな実:今のも要所要所で出てくるから、そんなにたくさんずっと出っ放しじゃないんですよ…の方が難しくて。

徳光正行:あー…なるほど。

田中みな実:なんか…皆さんのお芝居がこうこうこうなったところで私が出てくるっていう。しかも全然関係ないところで急に出てくる神出鬼没なキャラクターだから。難しいんですよ。だけど面白いんです。

徳光正行:リズムがなかなか取りづらいっていうのはあるんですね。

田中みな実:はい。つかめない。

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