大森靖子(ZOC) 自分にとってのZOCを語る。「私にとってはZOCはって考えた時に自分だけにとっては、あんま言いたくないなって思った方だと・・・エヴァなのね」
2021年1月16日、ニッポン放送「ZOCのオールナイトニッポン0」にて、ZOC・大森靖子が自分にとってのZOCを語っていた。
(「私にとってのZOC」というテーマで各メンバーが書いてきた手紙を読む企画で)
大森靖子(ZOC):私だけ・・・あ、私が最後なんですけど。私が一番年上なのにクソなんですけど。(手紙を)書けなかったんですよね(笑)
なんで書けなかったかっていうと、共犯者っていうのを名乗っていて。私がメンバーと同じ目線でいることによって書ける曲があるはずで。
だからこそ、一緒に世の中に伝えていけることがあると思って女の子として色々感じること一緒に感じて曲を書いていこうって決めて、「共犯者」って名乗って。
でも自分はメンバーが所属する社長もしているし、プロデュースもしているっていうので、「共犯者」って言ってるのにZOCと向き合うときは自分が主人公みたいになってしまうのが申し訳ないみたいな気持ちがすごくあって。
手紙を書いてZOCと向き合おうとしたら自分を主人公なことを書いてしまいそうになって。それが嫌だなって思っちゃって、書けなくて。
きっと体のいい「みんなを連れて行きたい」とか「引っ張っていきたい」とかそういうことを言いたいのに言えない自分がすごい嫌だなと思って。書けないってなっちゃって。
で、私にとってはZOCはって考えた時に自分だけにとっては、あんま言いたくないなって思った方だと・・・エヴァなのね。
自分にとって心があって勝手に動いちゃって「動かないで!動かないで!」っていうのに動いちゃうこともあるし、大事に作ってきたもの壊しちゃったりとかもあるけど。
でも思いを共感してくれたりもして、みんなのことをすごい・・・私は音楽でみんなを魅力的にする力は絶対にあると思ってて。
みんなの思いを強化する力もあると思ってて。それはすごくできるから、そうやってみんなのことを助けて行きたいと思ってるし。
エヴァになるってことは平和にしたい世界があるって思ってて。こういう風な世界にしたいっていうのが自分の中であって。それにみんなに協力してもらう気持ちもあったりだとかして。
それが自分中心になっちゃってるなって思うけど、曲は・・・こういう風に今ヒドく見えるかもしれないけどこういう風にいい風にも捉えられるよね、とか。
普段は言えないけど曲なら言えるし、辛いことを「辛い」で返さずに済むから。それが音楽でなら、みんなとできて。だからその音楽っていうのをずっと抱きしめて操縦桿を握りしめて、みんなをいい方に連れて行きたいなって思っています。
・・・以上!(笑)