2020年12月3日、TBSラジオ「ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ」にて、藤田ニコルがポケモンとの出会いを語っていた。
宇多丸(RHYMESTER):テレビゲームの出会いっていうか、最初の記憶とかありますか?
藤田ニコル:出会いはそうですね・・・ゲーム自体初めてやったのが3~4才の頃。初めてやったのがポケモンでしたね。
宇多丸:はい。
藤田:プレステとかだとプレステ2かな?2を小学生の低学年の時に初めてやったのが思い出です。
宇多丸:それはおうちにあった?
藤田:おうちにありましたね。結構ゲームとの出会いは長いですね。早い方だと思います。
宇多丸:ということは既にあったってことは親御さんがゲームやる感じ?
藤田:ゲームやらないんですよ、全く。
宇多丸:あー、ホント。
藤田:私が昔からポケモンが好きで。ポケモンの指人形みたいなのが・・・
宇多丸:あ、指につけるヤツ。
藤田:スーパーとかで100円で売ってるヤツ、いっぱい集めてて。それでお母さんがゲーム買ってくれたのかな?
宇多丸:うんうん。
藤田:ポケモンが好きだから最初のゲームはポケモン。
宇多丸:キャラクターとして最初は好きになった?
藤田:そうです。
宇多丸:で、そんなに好きならってゲーム買ってもらって。でも3~4才じゃちょっとポケモン・・・
藤田:たぶん文字とか読めてないんですよね。
宇多丸:うんうん。
藤田:読めてないまま進んでなんとなくやってたんだと思います。
宇多丸:なんかボタン押したらなんかなるみたいな。
藤田:そうですそうです。
宇多丸:それでもなんか楽しい感じですかね。
藤田:楽しいです。でも私が始めたのは2002年ぐらいに発売した「ルビー・サファイア」です。カイオーガとグラードンのヤツです。
宇多丸:もう全然・・・(笑)
藤田:知ってますか?(笑) カイオーガとグラードンのヤツです(笑)
宇多丸:すみません、僕、「名探偵ピカチュウ」しかやってないっていうめちゃめちゃ歪んだポケモン歴しかないんで(笑)
藤田:それはヤバい・・・
宇多丸:こないだ映画あったじゃないですか?
藤田:ありましたね。
宇多丸:あれの原作が「名探偵ピカチュウ」っていう・・・
藤田:でもあれはもう別モンだよ!
宇多丸:あれはベラベラ喋るヤツだもんね?
藤田:全然喋んないですよ?(笑)
宇多丸:あははははは!
藤田:あれは面白いですけど・・・一回もやったことないんですか?
宇多丸:そう。どういうものかはわかってるけど、一回もやったことないです。
藤田:終わってますよ。
宇多丸:お、終わってる?(笑)
藤田:終わってますよ(笑)
宇多丸:51にしてもう終わってたか、これ(笑)
藤田:えー、そんな人いるんですね!
宇多丸:いるよ!世代によっては!
藤田:ハマらなくてもちょっとやってみるとか。
宇多丸:あまりにも大人になりすぎてて、96年の時は。
藤田:あ、そうか!その時が結構な大人だったってことですか。
宇多丸:その時にせめて中学生ぐらいだったら良かったかもしれないけど。もうすっかり、ゴリゴリのラッパーだったんで。
藤田:あー、なるほど。それは通らないかもしれないですね。
宇多丸:どういうものかはね、わかってるんですけど。あー、そう。終わってるかー。
藤田:はい(笑)
宇多丸:そのぐらい当たり前にあったってことですよね?
藤田:本当にポケモンと一緒に育ったって感じです、人生。
宇多丸:うん。
藤田:こんなことしたら人間は悲しむよ、とか。友達、痛いよとか(笑)
宇多丸:色んなこと学んだのも・・・
藤田:全部ポケモンです!
宇多丸:大事なことは全部・・・
藤田:友情、家族・・・映画とか。
宇多丸:劇場版も。
藤田:そういうのも含めて、全部ポケモンから学んで今に至ります。