田中みな実 『M 愛すべき人がいて』のセリフ、『許さなーーーーい』について語る。
2020年5月19日放送、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」にて、田中みな実が『M 愛すべき人がいて』のセリフ、『許さなーーーーい』の表現について語っていた。
田中みな実:私もお芝居慣れてないので、初めてドラマ出させていただいたのが2019年の1月。なので一年ちょっとしか経験がなくて。そんな中でキャスティングしてもらって。だから知ってる風にもできないし、そんな笑ってる余裕もないし。それこそ台本としっかり向き合っちゃう。「あ、こういう伸ばし棒はどう表現すればいいんだろうか」って。
伊集院光:マジメな・・・(笑)
田中:そう。この伸ばし棒が・・・鈴木おさむさんの台本で三行分伸ばし棒なんですね。
伊集院:あっ、例えば「許さない」・・・ずっと(伸ばし棒が)書いてあんだ。
田中:「なーーーーーーーーい」って書いてあるから、これって時間にしたらどれくらいなんだろうと思って。で、アナウンサーの頃に・・・局アナで研修の時に長音っていう、どれだけ「アーー・・・」っていう伸ばせるかっていう、あるんですね。そういう研修が。
伊集院:無理せず腹筋で切りながらっていう、はいはい。
田中:一定の音で出すっていう訓練を受けるんですけど。それだと思って。どの音域だったらできるんだろうって家で試してみて。あれ、途中で・・・よく聞くと「許さな~(↓)い」って下がってるんですね。
伊集院:うんうん。
田中:あれは一回切ったわけではなくて、自分で「あ、ここの音域でやってると無理。続かない」と思って。あの三行分伸ばせないと思ったから、一個下げたんです。そしたら提供入った。
伊集院:あはははは。「許さない」途中に提供、すごいよね(笑)
田中:ビックリしました。